友人やら部下たちやらSNSから「面白いですよ」「こっちのほうが好きでした」「笑いました」などなど、昨年末から聞かされてて、ついに今夜観た。2022年最初の劇場鑑賞作品は『偶然と想像』に。
濱口竜介…
偶然な出会いだったからこそ、その瞬間に隔たりなく踏み込めてしまうコミュニケーションの面白さ。
抑揚のない演出は、こちら側に想像させる狙いがあったようで、まんまと術中にハマってしまう。またしても濱口…
異質。圧巻。これを見ないのはあまりにも勿体なさすぎる。
「映画」という形をとっているけど、文芸と映像作品のどちらにも属さないものであるような気がする。人間の思考は人間には制御できないほど不確実で、大…
とんでもない名作。
偶然が生み出した思いがけない出来事、人と人との邂逅、不確かな想像の行方…
きっと誰の胸の中にでもある、どこにも辿り着きようのない亡霊みたいな感情を取り除いてもらえたような気がする…
語ることで語った対象を他者として浮かび上げる。浮かび上がった他者は俯瞰できるため、そのもののことをよく知ることができる。だから自分を語ることは、自分のモヤモヤしていたことをはっきりさせてくれる。それ…
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