「他人の気持ちに触れやしないよね」
函館シネマアイリス25周年記念作品。
函館の景色とピアノの音色が小っぽけな存在の人間をどっかりと包み込む。
白黒つけないセリフに生きるということを今一度考えさせ…
函館の街を毎日のように走る。
心の病はとても苦しい、それを理解し支えることもまた苦しい。
自分は東出昌大と言う男が好きだ。
この映画を見た人はいろんな思いが駆けめぐったんじゃないだろうか?
…
東京で自律神経失調症と診断された男が帰郷し
ランニングを通じて少年と交流する話
原作で妻は登場しないらしいが、奈緒演じる妻の純子がいることによって人間関係の生々しさと脆さは増したように思う
けど…
東出くんの演技がすごい。
精神を病み常に危うい壊れかけの人間を見事に演じてる。タフでワイルドな生活を実生活で送っている人間には思えない。
似た状況の別の3人を映しながら、主人公の精神状態を現す手法…
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