全部が好き。
“薬物中毒”をトピックにした映画はいっぱいあるけど、この映画は視聴者の感情を盛り上げるために何かを誇張するでもなく、とても謙虚に、とても素直に、そしてとても美しく撮られたたものだった。…
ドラッグの治療を受けているアンデシュは外泊許可を得て故郷に戻り、友人と再会したり、就活を始めたが、上手くいかず。そんな時、パーティーでドラッグに手を出してしまう。ドラッグに取り憑かれた主人公の悲しみ…
>>続きを読むMUBIで鑑賞。主演は近年の北欧映画見るとしょっちゅう出てくるアンデルシュダニエルセンリー(ヨーロッパのジェレミーストロング)。
すさまじく暗い映画を覚悟していたがパーティーやクラブを移動し続ける一…
「普通」という道を一度でも踏み外してしまうということ。
一度でも踏み外してしまえば決して元には戻れない。
その恐ろしさとそこで味わう孤独がこれでもかと
容赦無く描かれている。
踏み外した際に生じた「…
郊外の施設で麻薬中毒の治療プログラムを続けるアンデシュ。
彼は自殺願望にとりつかれていた。
リハビリも終わりに近づき、仕事の面接を受けるために外泊許可を得た彼は故郷のオスロへ向かい、友人たちと久々に…
やっぱりトリアーの名を次ぐものじゃないか。ゼロからやり直すには年を取りすぎた30代半ばの青年の絶望と孤独がオスロの綺麗な町並みの対比される。現代の疎外感を見事に写し取って描いたヨアキムトリアーの第2…
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