中年男女の多角関係という見るに堪えない話であるが、『ストロンボリ』『イタリア旅行』と比べてヒステリックなバーグマンにロッセリーニの私怨を感じる。意図して退屈な映画を撮ってるというか。
ここでも自動…
✔️🔸『不安』(4.6)🔸『天国の怒り』(3.0)▶️▶️
シネマヴェーラとFAの番組は全てカヴァーして10数年の知人がいるが、物理的・姿勢からも凡人には至難の業。バーグマン特集は、終わる1日前…
「ストロンボリ」でも思ったが、ロッセリーニは光の加減が素晴らしい。照らされて浮かび上がるところ、影がかかって隠されるところが的確で廊下の天井のバーグマンの影なんてサスペンスのお手本みたいなショットで…
>>続きを読むシネマヴェーラのバーグマン特集で。
ヒッチコックの「白い恐怖」と連続で見たけど、両監督のアプローチの差が明確に表れる。ヒッチコックはバーグマンの高身長を目立たせないように高身長の俳優でバーグマンの…
「うおおぉ、すごい」と思うような画面がいくつもあって、テンポもいいしなーるほどという感じだったが、私はあの旦那がとにかく嫌いだ。最後にバーグマンの後ろから抱きついてくる時の表情、あれはなんだ!神妙な…
>>続きを読む夫と薬品会社を経営する妻が、不倫関係をめぐって追い詰められてゆく姿を描く心理サスペンス。面白く観れた。
ヒッチコック監督が好みそうな題材。ただし、ラストはあっけなくて、そんな理由のためにここまでや…
ロッセリーニという距離感の監督、登場人物を同一画面内に納めフレームイン/アウトの繰り返しで物語を進行する者が劇中で切り返しを使うのはいつでも真剣な話し合いの時で我々と映画、作り手と映画という距離が急…
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