殺人を犯してしまったミシェル・ブーケが動揺をつのらせ、次第に追い詰められていく姿を演じる。原作は、エドワード・アタイヤの「細い線」(1951)。殺人のシーンから始まり、最後は勧善懲悪のカタストロフィ…
>>続きを読む愛人を殺した男が罪悪感に苛まれ続けるお話。
ラストは同監督『野獣死すべし』と同じで男からの手紙と海という組み合わせ。サスペンスながらヒッチコックとは違い、その映画を代表する気合いの入ったシーンなどは…
ドラマチックじゃないけど、むじむじしてる。主人公のおじさんがずっと自己中でやだ。「普段はやさしくて穏やかな人でした…あんな人が殺人なんて信じられません」って言われる典型や。最後のおばあちゃんの「子ど…
>>続きを読むオープニングのクレジットが終わると死んでいる愛人。この低温なサスペンスこそシャブロル。『マッドメン』のドンよろしく広告代理店の社長を務めるブーケさん。不安で眠れない時には洗面台にあるアヘンチンキに依…
>>続きを読む会話はどの場面でも緊迫していることが多いですが、割と詰まった状態で、カメラ、ドリーするんですよね。で、手前の人の後頭部で一旦見えなくなる。・・この見えなくなるのって良いですよね!
ハリウッドでは今や…
罰を受けたいのが見え見えのシャルルに、罰を受けさせないフランソワ。
二人で焦らしのSMプレイでもやってるのかと思ったよw
いや、でも本当にフランソワは「わざと」シャルルを赦すことで苦しめようとして…
この前読んだ『肉屋』の批評で「登場人物の感情の盛り上がるポイントに時間的なズレを設定するのがシャブロルの特徴」というのを読んでたから、この映画も一見どういう芝居なのか分からなくても待てば面白く見えて…
>>続きを読むオープニング、着衣のミシェル・ブーケと金髪裸女が戯れるうちに大事に至るツカミが上々だ。そして、懊悩するブーケが人を殺したことを告白する2つの場面が秀逸。一つは、友人フランソワーズ・ペリエに告げる場面…
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