非常に難しい地域社会の問題を取り扱った映画でした。
その為に少し映画的な演出や表現はあるものの、リアルな仕上がりになっていました。
作品内で起きた問題は解決することはないですが、そういった部分が現実…
いい映画だなぁという感想。
終わり方も素晴らしかった。
まあいいじゃん、仕方ないじゃん
という気持ちがあれば
何も問題は無いんだと思います。
何も解決はしてない訳ではなく
問題など私には見えません…
全員が幸せになれる正解が無いってのが現実的で、美談にし過ぎないところが個人的には好きだったな。
グループホームと近所の問題は実際に起きてるし、障がい者が加害してしまう事件もある。近隣住民の言い分もよ…
難しい問題
色々な立場の人がいたけど、全員の言い分、思いはわかる。
だからこそ…完璧ではないけれどもの着地点が必要なんだなぁと…
本編とは離れるが、馬を逃した少年とその親が最後うやむやに許されて……
老いた母親と自閉症を抱えるの息子の日常と、彼らと関わる周囲の人たちの話。
ことわざの「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」がタイトルの由来らしいが、人によっては育て方があるってのもわかるし、障害者と社会問題…
ケアっていう言葉、軽く使っていいものじゃないなあ。福祉のこと知らないで言うもんじゃない。と思った。
関係者、それぞれが抱えてるものをはっきり描かずに、なんとなーーく想像させるのがうまかった。
「普…
©2021「梅切らぬバカ」フィルムプロジェクト