てんかんの症状と知的障がいをもつ「奈緒ちゃん」が成人するまでの十余年を追うドキュメンタリーである『奈緒ちゃん』は、撮るものと撮られるものとの間の権力関係を無効化するような作品のように感じた。
キャメ…
病気についてのシーンが序盤の病院で診察を受けるシーンと2.3度挿入される薬を服用するシーンしかないことで、問題の中心円を欠き日常を記録していくドキュメンタリーだとひとまず言える。10数年に渡った撮影…
>>続きを読む☆23年12月民映研「越後奥三面 山に生かされた日々」の満席鑑賞以来のアテネフランセです。
☆瀬川順一さんをフィーチャーした特集、アテネフランセしかできない気がする素晴らしい特集です。
☆初の伊勢真…
奈緒ちゃんは多動症や時々の意味のわからない言動を除けば、コミニュケーション問題ない子供。だけど社会の中で生きるには知能が遅れていると判断されて養護教育になる。
奈緒ちゃんがカメラに向かって話しかけた…
やっと観れた。
狛江市障害者団体連絡協議会が狛江市西河原公民会ホールで上映会してくれた。
昭和の風景が懐かしい。お母さんが素敵。
伊勢真一かんとくは奈緒ちゃんのお母さんの弟さん。
本作は奈緒ちゃ…
伊勢真一のドキュメンタリーはどれも本当に凄いのだが、これは心の底から敬意を示したくなるほど撮影者の作為を感じさせない理想的なドキュメンタリー。この透明度の高さにどうにか近づきたい。大袈裟且つ詩的にな…
>>続きを読む昔、世田谷の劇場で上映会があって鑑賞。知的障がいとてんかん発作がある主人公「奈緒ちゃん」と家族に密着したドキュメンタリー。監督は奈緒ちゃんのおじさんに当たる方。16ミリフィルムのカメラと録音マイクで…
>>続きを読むお父さんは奈緒ちゃんに服を着替えさせ、その合間に靴下を履く。
食卓に家族4人が座り、奈緒ちゃんが手を合わせて「はーい!」と言って、朝の食卓がはじまる。
お父さんが出勤するとき、みんなで手を振って玄関…