ヨーロッパの現代の差別主義ってこんな感じなんですかね。
とても恐ろしい。
戦慄する作品でした。
表向きは知的な集団のテロ組織。
カモフラージュが上手い。
そんなつもりがなくとも気付かぬ内に入信してし…
ベルリンの爆弾テロで母と幼い双子の弟たちを亡くしたマキシ。被害者家族としてマスコミに追われるマキシを助けてくれたのはカールという青年で、ヨーロッパを救うのは自分達若者だというアカデミーに誘う。
傷つ…
このレビューはネタバレを含みます
ヨーロッパのリアリティーがとてもよく理解できるよく出来たフィクション。
1人の女子大生を通して、コミュニティーを大事にする、身体の解放に対する慣れ、そして感情の豊かさというヨーロッパの強みが全て反転…
心が弱くなったとき、傷ついたとき、何かにすがりたくなる。
でも、そういうときこそ、極端な思想には注意しなくちゃいけない。
つまり元気なときにこそ、依存先を複数見つけといたほうがいいんだろうと思う。
…
ネオナチと言えば物騒で強面なイメージの極右ですが、本作の彼らは一見、ラブ&ピース。のみならず、命を賭けるほど本気でピュア。つまりはカルトなわけですけど、このタイプは若者を吸引するし、その意味で最も怖…
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