移民はあまり登場しない。彼らの姿は透明化され、ほとんどの場面で架空のイメージ提示とそれに対する応答が繰り返される。
「私、不安なんです」「怖くてたまらないんです」という弱々しい響きが正義感あふれる人…
ヨーロッパの現代の差別主義ってこんな感じなんですかね。
とても恐ろしい。
戦慄する作品でした。
表向きは知的な集団のテロ組織。
カモフラージュが上手い。
そんなつもりがなくとも気付かぬ内に入信してし…
怖さにも種類があるが“過激な思想”の恐怖を味わった。ずっと背中がゾワゾワして、どんどん気持ちが沈んでいった。“過激”は一つ間違えば“狂気”となり、ドイツだけにヒトラーの影がちらつく。
ドイツの移民…
2度目。
というのも、フランスでまた暴動が問題になったから。
2015年、フランスで風刺雑誌「Charlie Hebdo」の事務所がテロの被害に遭い、12人が亡くなった。
それを発端に、「Je s…
ベルリンの爆弾テロで母と幼い双子の弟たちを亡くしたマキシ。被害者家族としてマスコミに追われるマキシを助けてくれたのはカールという青年で、ヨーロッパを救うのは自分達若者だというアカデミーに誘う。
傷つ…
大学生のマキシの両親は、移民を援助するボランティア活動を積極的に行っている様な人達だったが、ある日爆弾テロに巻き込まれ、母と幼い弟達が殺されてしまう。
世間ではISILのテロではないかと噂され、マキ…