けものみちの作品情報・感想・評価

「けものみち」に投稿された感想・評価

●'98 11/〜『松本清張 映画全集』特集上映
(初公開: '61 3/19〜)
配給: 東宝
ワイド(シネスコ) B/W
モノラル
11/27 12:40〜 シネマジャックにて観賞
フィルム上映
作品パンフ無し
特集上映パンフ無し

同時上映:
「ゼロの焦点」
mmmmmovie

mmmmmovieの感想・評価

3.8
一歩入ったら抜け出せないのが、けもの道。めくるめく展開に勢い良く呑まれる。原作、松本清張の世界は変人や狂っていく人の描写が濃い。
幼い頃にテレビドラマでやっていたので、なんとなくストーリーは知っていたのですが、映画版は説得力あり楽しめました。
ひとりの女が、ふとしたことから政界の黒幕の側近的な女性となり、次々起こる事件・政界や財界の駆け引きなど、凄い物語が展開する。

やはり、松本清張原作の映画化、面白い。

この映画では、池内淳子がやたらと艶っぽいが、黒幕(小沢栄太郎)の圧倒的存在感も見事。
一

一の感想・評価

-
池部良にメロメロの池内淳子がみっともなくてとてもいい。ああなったらもうダメなのである。堅物に思われた小林桂樹も終いにはみっともないし、伊藤雄之助はずっと胡散臭い、大塚道子の不気味さも最高。でも池部良の最後のデビル笑いはやりすぎ。放火の夜に麻雀屋の窓からバケツで撒かれる水かっこいい。
松本清張の作品って、後味が悪くて、面白さがよく分からなかったんだけど、この作品を見たら「なるほどなあ」という気もした。政財界の黒幕の愛人になった池内淳子が見る世界がリアルで、「現実もこうなんじゃ?」と思いながら、野次馬根性丸出しで見てしまう。ダレそうなところではちゃんと事件が起こるのも面白い。良ちゃん様が魅力的なのもよい。

「赤川次郎と現代ミステリーの世界」
@神保町シアター
松本清張原作。
主人公は、ある旅館の女給。
そこへ紳士が、泊まりに来て女を見初める。
女は、実は寝たきりの旦那がいて貧乏な暮らしを強いられていて。
紳士は、言葉巧みに女を諭し、
女は、旦那を消して・・。

結構ハードなサスペンス作品。

秘密を知ったものは、闇に葬られる。

ラストが少し弱かった感がありますが、面白い作品です。

主人公の池内淳子は、こんな悪女役は珍しく、タバコのシーン、男を誘うトコなんてカッコいいと思いました。
松本清張さん作のサスペンスものです。
主演である池内淳子さんというと、優しく品のあるお母さんやお婆さん役、古くは貞淑な妻役といったイメージを持ってましたがこの作品では悪女役です。
そのギャップが素敵なんです。
気だるそうにたばこを吸ったり、強い口調での物言いは、かなり意外です!

彼女の前に現れる人たちが悪い奴ばかりで彼女はどんどん悪い女になってしまいます。彼女はとても運が悪いとしか言いようがありません。

実際に彼女のような運命に陥ってしまう事があったとしたらそれは とてつもなく悲しい事ですが、フィクションとして ひとつの作品として観るならば、様々な不幸な展開が次から次へと起こるので最後まで楽しめます。
雪ん子

雪ん子の感想・評価

3.5
池内順子さんというと、キチンとしたお母さんと言うイメージが強く、こういう役を演じるんだと
ビックリした。タバコを吸う仕草が格好良い。
一旦足を踏み入れたら最後、決して後戻りは出来ない獣道。
淀川先生が解説されたら、「本当にこわい、こわい映画ですね」と連発しそうです。
池内淳子さんがあのルックスからは想像できない悪女を演じています。
池内さんの経歴の中で最高の演技ではないかと思います。
ラストは衝撃的な結末…
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