高校の最終学年に通うユニ。彼女は自分自身に多くの可能性を見出しているが、ある出来事を機に、それが急激に霞んでいってしまう……。10代の少女が直面する葛藤を描いた、カミラ・アンディニの『見えるもの、見えざるもの』に続く3作目の長編作品。
パキスタンで2番目の大都市、古都ラホール。保守的な中流家庭ラナ家の次男ハイダルは、現在失業中だ。家父長制の伝統を重んじる厳格な父からの「早く仕事を見つけて男児をもうけなさい」というプレッシ…
>>続きを読む神秘の地・チベットの大草原。牧畜をしながら暮らす、祖父・若夫婦・3人の息子の三世代の家族。昔ながらの素朴で穏やかな生活をしていたが、近代化によって受け継がれてきた伝統や価値観は少しづつ変わ…
>>続きを読むパリ郊外の団地に住むアフリカ系移民の少女・マリエムは、忙しい母親と暴力的な兄の代わりに小さい妹たちの面倒を見る毎日。成績が悪くて進学もままならない、そんな日々に鬱屈していたある日、マリエム…
>>続きを読む13歳のラーレは5人姉妹の末っ子。10年前に両親を事故で亡くし、いまは祖母の家で叔父たちとともに暮らしている。学校生活を謳歌していた姉妹たちはある日突然、家に閉じ込められてしまう。古い慣習…
>>続きを読む