Renさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

マーベル・スタジオ スペシャル・プレゼンテーション:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデー・スペシャル(2022年製作の映画)

4.0

フェーズ4どころか歴代MCU作品の中でもトップレベルに好き!GotGも「ラグナロク」も『~ インフィニティ・ウォー』も好きだけど、今度から「好きなMCU作品は何?」と訊かれたら今作をそこに入れたい。>>続きを読む

ストレンジ・ワールド/もうひとつの世界(2022年製作の映画)

3.0

言いたいことは色々あるけど、歪な作品だなというのが第一印象。世界観への興味や主軸のメッセージと脚本の洗練度がここまで乖離して存在したディズニー作品は久しぶりだったので困惑、と言ったほうが良いかもしれな>>続きを読む

ミッキーマウス ザ・ストーリー(2022年製作の映画)

3.5

「ミッキーマウス」の名前を知っている人であれば観て損無し。既出のエピソードが多い気はしましたが、90分でミッキーマウス中心史観を総ざらいできる良ドキュメンタリー。

ウォルト・ディズニーの "It w
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エルマーのぼうけん(2022年製作の映画)

2.5

幼い頃に父親が何度も読み聞かせてくれた本が『エルマーのぼうけん』『エルマーとりゅう』『エルマーと16ぴきのりゅう』だったため、思いっきり色眼鏡をかけて鑑賞。原作とは設定から異なるのでほぼ別物のような感>>続きを読む

RRR(2022年製作の映画)

4.5

言うこと無し!こういう映画をスクリーンで観たいから映画館へ行くのだと思った。絶賛評は日本でも早くも出尽くした感はあるけど、それでもやっぱり最高だった。配信だったら観ていないだろうなと思っていたので駆け>>続きを読む

魔法にかけられて2(2022年製作の映画)

1.5

さすがに難しすぎる。前作が好きだから残念とかのレベルではなく、前提の理解がまずできなくて、その後もずーっと「この人たち何やってるの?」状態だった。そこを何となくクリアして今作を楽しめて賛辞を送れる人の>>続きを読む

魔法にかけられて(2007年製作の映画)

4.5

続編のために劇場鑑賞ぶりに鑑賞。間違い無く傑作だし、過去のプリンセスを単なるパロディネタとして消費しない真摯な姿勢が何より正しくて嬉しい。何度でも好きと言いたい。

アニメーション世界と現実世界のギャ
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崖っぷちの男(2011年製作の映画)

2.5

『フォーン・ブース』や『テロ、ライブ』のようなワンシチュエーションサスペンス....ではなく、『オーシャンズ11』的なケイパームービーだった。結局のところ有象無象の凡百サスペンスの一作でしかないけど、>>続きを読む

スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

3.5

【クイズ$ミリオネア】イギリスで『Who Wants to Be a Millionaire?』の題で開始されたクイズ番組。その後アメリカを筆頭に2012年までに119の国と地域で放送され、日本では2>>続きを読む

スライディング・ドア(1997年製作の映画)

2.5

『2つの人生が教えてくれたこと』が少し話題になったときに、元ネタ的類似作品として今作を知り初鑑賞。あの時電車に間に合っていたら/いなかったら、で分岐した2つのifの世界を同時進行で見せるパラレルワール>>続きを読む

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.5

想像の2倍は直球のロードムービーであり、想像の5倍は件の震災を描いていた。新海誠最高傑作ではないと思うけど、『君の名は。』以降の作品群の中では最もやっていること・起こっていることは分かりやすいエンター>>続きを読む

天気の子(2019年製作の映画)

4.0

再見。やはり『君の名は。』よりこっち『天気の子』のほうが好きだと確信した。結末も知ってるはずなのに普通に泣いたし、一本のアニメ作品としてこちらのほうがより盛り上がれた。

アニメでしかできない表現乃至
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君の名は。(2016年製作の映画)

3.5

数年ぶりに再見。初見時は映画にほとんど興味が無く音楽が好きだったためRADWIMPSの印象が強かったけど、その時よりもむしろフラットに楽しめた気がする。みんな観ているしみんな好きだから感想も批評も考察>>続きを読む

7月22日(2018年製作の映画)

4.0

圧巻。Netflixオリジナル映画の中でも上位に君臨する出来だと思った。ドキュメンタリーのようでドキュメンタリーではない、実録ものとしてとにかくウェルメイドであり、かつ飽きさせない重厚感(長い、中弛み>>続きを読む

ウトヤ島、7月22日(2018年製作の映画)

3.5

【ノルウェー連続テロ事件】2011年7月22日、極右の男がノルウェーの首都オスロにある政府中枢部で爆破テロを行った後、ウトヤ島で労働党の青年69人を銃殺した。両事件で77人が死亡、319人が負傷。ノル>>続きを読む

ムーンライズ・キングダム(2012年製作の映画)

3.5

とっっても分かりやすくて、そして面白い。ウェス・アンダーソン作品未見の人にはまずこれをおすすめしたいと思った。ウェスらしさと見やすさのバランスがちょうど良く、短尺で心地よく楽しめる。

「箱庭やジオラ
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ナイルの宝石(1985年製作の映画)

2.0

『ロマンシング・ストーン/秘宝の谷』の正式な続編!面白くはない!監督も脚本家もガラッと一新しているのだけど、なんとなく前作が上手くいったっぽいからキャラクターだけ拝借して惰性でテキトーに作った凡百の「>>続きを読む

ロマンシング・ストーン/秘宝の谷(1984年製作の映画)

2.5

「娯楽映画」ってこういうことなんだと思います。難解なポーズも大層なメッセージも一切無し、楽しくてキャッチーで後味が良ければ万事OK。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』が産み落とされる前の助走段階として>>続きを読む

ゲット スマート(2008年製作の映画)

3.0

まあまあ。全編ふざけまくりだけど、アクションの画づくりはチープにならないようかなり気合いが入っており、スパイアクションコメディとしてとても良かったと思う。

「M:Iを観た」「007を観た」と言うより
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窓辺にて(2022年製作の映画)

3.5

こういう今泉監督作品が好きだ、と改めて思えた。おそらく今泉作品史上最多(?)の恋愛が登場する中、そのどれもがドラマチックでなくとも魅せきる143分。良作。

『街の上で』の延長線上のようであり、かつ『
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グッド・ナース(2022年製作の映画)

2.5

流血も発砲も全力疾走も無い、真綿でじわじわと首を絞めるように進行する静謐なサスペンス。心から恐ろしい話だとは思ったけれど、劇映画としてはそこまでかな〜....と思ってしまった。

全編を通してかなり暗
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バーバリアン(2022年製作の映画)

3.0

界隈がわりと絶賛ムードだった気がしたのだけど、個人的にはそこまでハマれず。酷評するような映画では全くないが、単純に既視感が強すぎたのが一番の理由かも。やりたいことは良いもののもっと面白くなりそうだった>>続きを読む

ヒューゴの不思議な発明(2011年製作の映画)

3.5

言われなければスピルバーグ作品だと勘違いしてしまいそう。タイトルとメインビジュアルから『チャーリーとチョコレート工場』のようなファンタジーを想起しましたが、かなり現実に足をつけたファンタジー。

意外
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沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

4.0

原作未読。再見するかどうかは分からないけど、少なくとも160分間ぶっ通しで魅せるだけのパワーのある作品だったし、良い映画観たと思える読後感だった。

2010年代だけでも『ヒューゴの不思議な発明』『ウ
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わが命つきるとも(1966年製作の映画)

2.5

Filmarksのジャンル「アクション」は大嘘なのだけど大丈夫でしょうか。最後までしっかり観られはしたけど、疲れてしまった。自分が歴史ものを得意でないというのもあり、映画的な動きや工夫を頻繁に出してく>>続きを読む

おくりびと(2008年製作の映画)

2.0

死・別れ際という全人類共通の心情を描きながらもそのアプローチは超日本的、というのが世界から関心を寄せられたポイントか。分かるけど、自分はこの作品に対して納得できないまま終わった。スコアを低く付けたのは>>続きを読む

朝が来る(2020年製作の映画)

3.5

原作未読。辻村深月の小説は数冊しか読んだことがなく、思春期や青春が中心にあるものが多い気がしていたのだけど、こんな作風も書けるんだという驚きがまず第一にあった。養子縁組制度を巡る作品として分かりやすく>>続きを読む

夜を越える旅(2021年製作の映画)

3.5

できる限り事前情報を遮断しての鑑賞をおすすめ。あの頃回想黒歴史抉り取り青春映画のフリをして、さらに数段階も潜っていく仕掛けが見事。観客に委ねる部分は多分にあるけど、何がなんだか分からないライド感だけで>>続きを読む

殺したい女(1986年製作の映画)

4.0

めっちゃ面白かった!オープニングのアニメーション然り、80'sコメディの雰囲気を詰め込んだ犯罪エンタメとして万人にシェアできるキャッチーさのある良作だった。最高。

遺産が欲しいので妻殺しを企む夫→時
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フランケンウィニー(2012年製作の映画)

3.0

公開当時以来に鑑賞。中学生の頃、どういう経緯だったか男友達5〜6人で地元のシネコンへ観に行った記憶が蘇った。短編の長編化という点で、上手くいったリメイクだと思う。

「子どものキャラクターを増やす→テ
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フランケンウィニー(1984年製作の映画)

2.5

ホラーとコメディとファンタジーを融合したティム・バートンの世界観がこの時点で確立されつつあって吃驚した。特に終盤の風車小屋のセットはモロに『シザーハンズ』などに受け継がれていくイズムに満ち溢れている。>>続きを読む

ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年製作の映画)

3.0

原作未読。多くの人が言うように、同脚本家の『フォレスト・ガンプ ~』に非常に類似した作品。自分は『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』(映画未見。小説のみ)も想起したけど、時間の流れにフォーカスした人>>続きを読む

ゾディアック(2006年製作の映画)

3.5

【ゾディアック事件】1968年から1974年にかけて行われた殺人事件。ゾディアックと名乗る犯人が犯行後に警察やマスコミへ犯行声明文を送りつけていたことから、「劇場型犯罪」として知られる。アメリカで最も>>続きを読む

ゲーム(1997年製作の映画)

3.5

ある程度キャリアがあって、かつ作品にハズレの無い監督は誰?と聞かれたら迷わずデヴィッド・フィンチャーと答えたい。今作は初鑑賞で、勝手にデスゲームものかと思っていたら『ダイ・ハード3』のような市街地巻き>>続きを読む

ウォレスとグルミット ペンギンに気をつけろ!(1993年製作の映画)

5.0

完璧な映画。幼少期から何回観たか分からないくらい大好き。「ウォレスとグルミット?名前とキャラクターはなんとなく分かるけど作品は観たことないな〜....日本だとあんまりメジャーじゃないよね....」と思>>続きを読む

ヘッド・ショット(2016年製作の映画)

2.0

『ザ・レイド』未見なので、初めて観たイコ・ウワイス作品がこれになった。明確にアクションを見せたい映画だから何だっていいとは思うが、要素がそれだけだと飽きてしまう....と改めて感じた。

アクション展
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