地方の人工的なのにも関わらず、手入れが行き届いておらずらあまり綺麗とは言えない風景を、かなり綺麗に切り取っていた印象です。
しかしストーリーは本当にこれでいいんでしょうか...?クーリンチェを観た時>>続きを読む
まっちゃんはまっちゃんでもドクトルのまっちゃんには筋力は無さそうですが、ただでさえオーバーな演技が多いサイレント映画界に燦然と輝く眼力を焼き付けてくれました。
Mを観た時にも思いましたが、今作もスト>>続きを読む
うーんファスビンダーにそれを求めに行った訳では、となる映画でした。やっぱりファスビンダーは脚本だけでいいのでしょうか?でも「13回目の新月のある年に」や「あやつり糸の世界」があるので、そうとも言い切れ>>続きを読む
パールさん実は全くまともに踊れないんじゃないか?と勝手に思っていましたが、割としっかりと表現豊かに踊っていたところには、どこか『キング・オブ・コメディ』のラストを思い出しました。「あ、ちゃんとできるの>>続きを読む
エンドロールが上から流れてくる映画って珍しいよね、っていうのはどうでもいいんですが。
まず主人公だけ無能力で進めるのはかなりリスキーだったと思いますが、今作ならアナのお守り役に徹することなく、しっか>>続きを読む
万引き(故意じゃない)経験者の知人によると、あまりに堂々としすぎるとイケるそうです。知らんけど。
人や扉や車といったものをうまく使って切り分けたカットの数々に、青と黄の補色が静かに溶け合ったなんとも>>続きを読む
デュエルくらいがちょうどいいと思う、そんな映画でした。
長ったらしい上に、終盤までは特に何も起きず、さらには登場人物の把握も難しいとなると、いくら綺麗な舞台設計やカメラワークを見せられたところで退屈>>続きを読む
クロちゃん設定は割と細々としてる割に、その処理がうまくできていないからか、どうしても話が追いづらいですね...
それにしても、人体をビデオデッキにしたり、ビデオやテレビを生き物にしてしまったりと、ス>>続きを読む
なんじゃこりゃ笑
すっごい退屈なミステリーだな、と思いながらも観続けていると、ちょうど半分を過ぎたあたりで突然ピエールが触った鏡が割れて、気づいたらやばいセーラームーンみたいなのが始まってて絶句しま>>続きを読む
禿げてない方のクロちゃん初鑑賞。今年もなんか公開されるみたいですね。
👨「スキャン試したいんで、どなたか名乗りを」
🙋♂️「はい」
👱♂️👨「んぁぁぁぁああ」
👱♂️💥 いやお前が死ぬ>>続きを読む
一言で表すと、加速しなかった「ガルシアの首」でしょう。
本作でちょっと思ってしまったのは、ペキンパー映画は基本的にアクションシーン以外はあまり面白くないのではないかということです。スローモーションを>>続きを読む
おもろいけどちょっと長いし、この長さで3本立てやるってどういうことだユーロスペース笑
だいぶ前にフィルマで見つけた変な映画がついにやるということで見てみましたが、割と面白かったです。ゴダールや武みた>>続きを読む
ん?これは作品にする必要あったのか?と思う映画でした。正直パパラッツィの残りカスを無理やり繋げた印象しか残りませんでした。
まあ本当はこっちを撮りにきたところ、パパラッチの方が面白いことに気づいたの>>続きを読む
アデューフィリピーヌ観にきたらいきなりこれ始まったのでクソ焦った...3本立てだったのかい...まあ観に来る前に確認しろって話ですけどね。
と思ってたらこれが一番面白かったです笑
バルドーの顔面アッ>>続きを読む
ファスビンダー作品も五作目くらいに入ってくると、お馴染みの役者さんが分かってきて別の楽しみ方もできます。本当どの役者さんも全くと言っていいほど変な顔をしていますが、どなたの顔も一度見たら忘れられません>>続きを読む
シーンと無関係の陽気な音楽を唐突に挟む独特な演出が、引きで映し出される孤独な人々に不思議とマッチして、本当に気持ちが沈んだ時に周りの足音が自分と無関係に通り過ぎていく時の、言いようもない孤独のような感>>続きを読む
落ち着いたカメラワークが的確にノスタルジーを拾い上げていく様が見事な映画でした。
しかしラストの「祖母と行こうとした道は、今もはっきりと覚えている」的なセリフがいまいちピンと来なかったので、ちょっと>>続きを読む
役者の演技やストーリー展開を見るに完全にB級映画ですが、それと同時にヴィジュアル面を結構頑張っているからか、普通に「秀作」として観れてしまう不思議な映画でした。これこそがまさしく「カルト映画」なんでし>>続きを読む
「銃撃」と同時進行で撮られた本作。しかし、「銃撃」ほどのスリルはなく、地味な普通の映画だった印象です。
やっぱりモンテ・ヘルマンらしく話の前後関係を一切遮断してしまうなら、追手の顔を見せてしまったの>>続きを読む
はまらないものはとことんはまらないゴダール作品...
勝手にしやがれから面白さを引いたような作品でした。じゃあ勝手にしやがれでいいじゃないかとなりますね...
ただ、部屋の中を逃げ回るシーンの面白>>続きを読む
番組改編期の特番並に長くて流石に笑ってしまいました。いや、それにしてもいい映画はクソ長くてもスッと見れるのは不思議ですね、旅芸人の日記然りクーリンチェ然り。
どうやらベルイマン自身の幼少期は後半に近>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
本作は見る人を選ぶカルト映画と言われていますが、結論。えー、普通に面白いです。一言で表すならば、「誇張しすぎた人生」でしょうか笑
前半はほぼポケモンみたいな道場破り系RPGです。主人公の女たらしぶり>>続きを読む
砂漠に目が慣れた人以外にはあまりにも不親切すぎるロングショットがかなり観る人を選ぶ映画でしたが、視力だけが取り柄の私にとっては「だが、それがいい」でした。
コインが本当に子供を轢き殺したのか、果たし>>続きを読む
戦場に送られてきたたった一枚の写真が、復員後の運命を予言していたところがなんともドラマチックでした。
キャグニーとボガートという、渋い顔をしているけども小柄という、なんともアンバランスなようで不思議な>>続きを読む
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スリと罰
初めてバッグを開けた時のミシェルの表情がいいですね。それでスリに手慣れていくにつれて部屋と扉を開ける動作もスリ臭くなるところもいいです。>>続きを読む
本当に船が山を登ります。
一攫千金ではなく、その先のオペラ座を夢見ているところに、フィッツカラルドの単なる入植者じゃない面白さがありました。攻撃的な部族を取り込んで山を越えるというあまりにも見切り発>>続きを読む
味覚は映像では伝わりにくいということを改めて思わされました。
それはそうとして、本作は全体として誇張された人生の展開をただなぞっているだけにしか見えなかったです。登場人物が心情を語りすぎていて全体的>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
これは金ローでよいかも...?
血統によって受け継がれる塔、盲目的に群がる攻撃的なインコたちとそれらを束ねる強そうに見えるリーダーインコ、そして戦時中という舞台設定からは、あまり深く考えなくても国の>>続きを読む
文化の対立をそれとなく料理で見せてしまうアイデアは非常によかったと思います。単に食卓を暗くするだけで気まずさを出すような陳腐な演出にはなっていませんでした。また、嫁の胃を気で攻撃したり、方向音痴な義父>>続きを読む
セクハラ・パワハラなんでもござれ、けったいな世界どすなぁ...
伝統芸能とは言いつつも、誰も踊りを観に来ないというのがリアルでした。何が「舞妓」だよという話です。そういう汚い所は目を瞑りつつ取り敢え>>続きを読む
気を抜いていると、画面端の方から何かがやってくるのは面白かったです。それ以外はなんというか...とても眠くなりましたね。ぐだぐだ車を乗りまわす人間の人生が退屈だからか知りませんが、キャラクターの退屈さ>>続きを読む
所々笑えるシーンがあったものの、全体として何をしたいのかさっぱり分かりませんでした。息子に「コーラかビールどっちにする?」て聞いた時に、息子が「ビール」と即答したところが個人的にピークでした。後半戦は>>続きを読む
ここぞというシーンを広角の引きで撮り切ってしまう。やっぱり鈴木清順の画作りは神がかり的にスタイリッシュですね。
母性に飢えたケンが、子供のように奥さんを求めて拒絶されたが、いざ神戸組の魔の手が迫って>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
先生のクセの使い方などはあからさまで残念でしたが、当事者の自白の受け止め方を間違えてしまった後に、最後カランコエのシュシュを泣きながら外すところの複雑な心理描写にはびっくりしました。
しかし、三脚は>>続きを読む