前作もそうだけど東映作品にしては豪華な配役。しかも見事に役にハマってる。
松坂桃李演じる日岡も広島大学出身のインテリ刑事からすっかり武闘派へと変身。大上の跡を継ぎ、ヤクザ連中を上手く懐柔する。『県警>>続きを読む
組長に死刑判決が出た例の事件や千葉真一追悼の意味で突発的に観たくなった。
で、感想はと言うと成田三樹夫と梶芽衣子の演技を思う存分堪能する映画。ただそれだけ。
第1作に比べればバイオレンス要素は少な>>続きを読む
もっと早くに観ておくべきだったんだろうな。何が『アメリカン・ニューシネマ』たるかが今の時代だとわかんないから並の映画に思える。
悪事を重ねる奴らの逃亡劇。時系列は置いといて散々観てきたシチュエーショ>>続きを読む
『金ロー』で散々ヘビロテ放送してるのに、これまで頑なに観なかった。予備知識ゼロ。ストーリーも、誰が主人公なのかも今日まで知らず。
途中、『エヴァ破』が何度もチラついた。
タタリ神になった乙事主に呑み>>続きを読む
映画としては面白かった。
グロいから好きではないけど。
観終わった時は『4.7』だな、も思ったが、Wikipediaで原作との違いや幻のラストシーンを知ってしまうと色々疑問が残る。
何で改変しちゃっ>>続きを読む
疑う余地もない。いい映画だ。
1時間半という程よい長さ。
終わり方も心地いい。
冒頭のシーン、てっきりカーターがエドワードを偲んでいるのかと思っていただけに『そうきたか!』と唸った。
劇中、ハッとす>>続きを読む
期待してはいけない。
この頃の東映作品は大体こんな感じである。
当時キネマ旬報かなんかで湘爆映画化の記事を読んで「これはダメだろう」と思った。
主演がオーディションで選ばれた新人。しかも江口洋助と1>>続きを読む
公開延期で待ちに待った1年半。
1番面白かった頃のワイスピ監督、ジャスティン・リンが復帰。さらにはハンも戻ってくるとの情報で期待値ハードル上げすぎただけにガッカリ感は半端ない。
有って無いようなスト>>続きを読む
不自然さと違和感が半端ない。『最後の晩餐』をイメージしていると言われている横並びの長細い食卓。演出的な意図、もちろんカメラアングルもあるのだろうが普通に考えて交互に向かい合わせに座るだろう。
目玉焼き>>続きを読む
実話である。
映画としてよく出来ている。映像は綺麗だし、子役は皆とても演技が上手く最後まで引き込まれた。
ただ、内容が重たすぎて、残酷すぎて辛すぎるのである。
日曜日の晩に観る作品ではない。明日から一>>続きを読む
劇場は半分以下の入り。60歳すぎのご年配多め。若い女性は皆無。そりゃそうだろうな。
途中までは超眠かった。
しかし後半で盛り返し。以下、箇条書きにて。
イマイチだった点
・既視感あるストーリー。展>>続きを読む
一昨年の今くらい。黒澤・三船コンビの作品を見まくった。『七人の侍』から順不同。最初は面白かったが、『白痴』は長いだけで超絶ダルかった。
本作も3時間。イマイチ触手が動かず長い間放置。途中眠たくならない>>続きを読む
知らなかった。数々の名作の裏側にこんな素晴らしい才能が携わっていたことを。
今でこそ絵コンテやストーリーボードを手掛けるスタッフもエンドロールにしっかりその名をクレジットされる。それはハロルドの功績に>>続きを読む
見境なく人を殺す悪党主人公に何の感情移入も無い。よってストーリー展開は期待してないし、パイク達が死のうが生き延びようがどっちでもよかった。
比較的同情の余地あるソーントンが最後残ったのは終わり方として>>続きを読む
空想癖のシーンが余計。これに尽きる。
火山もヒマラヤもヘリコプターからのダイブも本当の出来事か空想なのか考えてしまう。
映像が綺麗だし、冒頭のクレジットやエンディングのキャスト紹介の見せ方がセンスいい>>続きを読む
観終わった後でコーエン兄弟作品と知り、『あーなるほど』と『に、しては』という感想が入り交じった。
イントロダクションがラストシーンに繋がる構成。らしい、けど上手くはない。
フォークソングだからか、全体>>続きを読む
観て正解。
以前BSで3分ほど観てずっと気になってた。でも徹頭徹尾こんなに面白いとは思わなかった。
スピーディーでテンポがいい。各々の個性もしっかり描かれてて会話も楽しい。
舞台もマカオにロンドンと>>続きを読む
観たのは去年か一昨年。レビュー書き漏れしてたので記憶を呼び起こそうと試みるが断片的にしか思い出せない。
シドニー・ルメット監督ということで期待したが内容はそれほどでも、という感じ。
リバー・フェニック>>続きを読む
大学に入ってすぐ。
仲間内で「1番泣ける映画」の話になった。
そこで初めて知ったのが『十二人の怒れる男』。現在はカメラマンとして第一線で活躍しているぶっさんのオススメだった。
(ちなみに自分はフェリー>>続きを読む
まず、タイトルロゴが超イケてる。チャールズ・デュモンが手掛けるサイケな音楽もかっこいい。
『ぼくの伯父さん』の長閑なテイストとは対照的なスピード感あるロードムービー。
急速なモータリゼーションによる慢>>続きを読む
クセがすごい人達の博覧会。
観るタイミングによっては酷評してたかもしれない。何せ核となるストーリーが無いのだから。
wikiで見るとシナリオらしきものは存在しなかったと書いてある。なのにタチ監督は劇中>>続きを読む
昭和の終わりか、平成の初めか。
うちの母親が森本レオに手紙を書いたと言う。
何かの雑誌に『ぼくの伯父さん』が好きだ、と書いてあったらしい。うちの母親も小さい頃に観て共感したようだ。
待てど暮らせど返事>>続きを読む
日曜日の晩。ハッピーな気分になれる映画をチョイスしたつもりだった。
TSUTAYAのお勧めを鵜呑みにしてみたが間違い。モヤモヤが明日からの仕事に響きそうだ。
まずパトリックの気持ちを考えろ。確かに空>>続きを読む
神格化され過ぎ。
期待値が高かった分、「なんじゃこりゃ」感が半端ないアホ映画。いい意味で。
面白い、面白くないの尺度だと抜群に面白い。けど、脚本が荒すぎて雑念がチラつく。唐突にインサートされるウルト>>続きを読む
ドイツ映画を思わせない軽快なコメディ。
しかしイマイチ笑えない。
タイトルの通り、死を覚悟してからリミッター外れちゃったよくあるロードムービー。盗んだクルマで走り出す、行先は海。
どうも既視感があると>>続きを読む
我が人生に於いて名作ナンバーワンは『道』で揺るぎない。こう書くと何度も鑑賞してるように思われるが実は30年前、高校生の時に観たきりである。
フェリーニが好きかと言うとそうでも無い。大学時代、『甘い生活>>続きを読む
30年前に観た時、ラストシーンに衝撃を受けた。あれ以来、自分の中の名作ベストテンに常に入り続けている。
細部はところどころ忘れていても結末は覚えているから今日まで振り返る勇気が無かった。帰納法で気分が>>続きを読む
主人公の独白で進行していく映画には安直なもの多いがこの作品は違った。
クライマックスでその意味は判明する。獄中手記だったということを。
伏線回収が見事な構成だと思う。偶然と必然。因果応報。自分は殺して>>続きを読む
見終わって1時間経っても興奮が止まらない。
金と時間をかければ邦画でもここまで作れることを見事に証明。
圧倒的スケールのオープンセットを惜しげも無く爆破。ここまでやるか、と撮影現場が心配になるくらい>>続きを読む
手持ち長回し、役者の周りを回遊するカメラワーク。まるでコマ落ちしたかのようなブツ切れの編集。繰り返し多用されるマーシャル・ソラールの印象的なメロディー。
21世紀の今でこそ目新しさは無いが、ゴダール以>>続きを読む
アメリカ版福田雄一作品、的な。
適度に挟む松井秀喜やAIBOなどの小ネタは時代を感じるけど日本人好みだね。
とにかく馬鹿馬鹿しくて息継ぎせず気楽に観れる。テンポがいいのだ。
下ネタ多めなので子供には勧>>続きを読む
結末が逆、6分の1で終わったらスコアは4以上つけていた。
とにかくポールには殺意しかない。
そう、俺は狡猾でしたたかで他人を蹴落とし全てを手中に収めるような奴が大嫌いだ。
前半から虫唾が走りまくり。何>>続きを読む
ラスト10分は固唾を飲んで見守った。
『大脱走』の計画が失敗に終わるだけにこの映画もどんでん返しがあるのでは、と疑ったからだ。
ストーリーに捻りはない。とにかく監獄から出るための物語。
大半はモノロ>>続きを読む
『バットマンビギンズ』か『最後のジェダイ』か。
師匠と弟子、特訓劇。この手のパターンは展開がだいたい同じなんで少しダレる。
畳み掛ける展開の2作目に比べるとストーリーの動きは少ないが流石は福山雅治。>>続きを読む
今、日本で本格的なアクションエンターテインメントを撮れるのは大友啓史監督だけなんじゃないか。
初っ端からラストまでグイグイ押しまくり。絵ヂカラが凄い。とにかくキャラを魅力的に撮るし、カメラワークもダイ>>続きを読む
期待値が高かっただけに肩透かし。
そもそもタイトル詐欺である。物語のどこにも『異常な愛情』は説明されていない。
単に『Dr.StrangeLove』という固有名詞の直訳なのである。
前半のストーリーに>>続きを読む