セガール幹事長代理さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

セガール幹事長代理

セガール幹事長代理

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おんなのこきらい(2014年製作の映画)

2.0

ぶりっこ系ビッチVSサバサバ系ビッチの話。

ぶりっこの主人公に対し、「みんな君のことチヤホヤしてるだろうけど俺は違うから」的な挑発をする男に精一杯のエールを送ったのだが、なんか普通に飯食いに行く関係
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ADULT 24歳の恋(2011年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

堕落した生活をしてる女の子が処女を捨てるべく出会い系に登録してイケメンに恋をするも、そいつがホモだった話。

最後の15分まで主人公の女の子の幸せを本気で祈願しつつ食い入るように観ていたが、魅力ゼロの
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劇場版 虫皇帝(2009年製作の映画)

3.0

昆虫の毒に昆虫のパワーが挑む、最強の虫決定戦が開幕する話。

人間の娯楽の為に生き物が戦っているだけの映像が続くので、競馬や闘鶏を受け付けない人には向かない。

全体を通してムカデが強すぎて対戦相手に
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ナポレオンと私(2021年製作の映画)

3.0

ゲームアプリに登場するイケメン吸血鬼(言葉遣いは悪いけど根は優しい)が擬人化しネガティブ主人公の心の支えになる話。

孤独感が臨界点を越えた時に頭の中にもう一人のお友だちを作り上げる術を『タルパ=tu
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バスルーム 裸の2日間(2011年製作の映画)

3.0

回りくどくセックスを誘うおっさんと、間違えておっさんの部屋に来ちゃった若い女の子がすっぽんぽんでくっちゃべる話。

「やらしい意味じゃなくて、芸術的なアレで服脱いでくんない?」からスタートするおっさん
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Atroz(原題)(2015年製作の映画)

3.0

押収したキャメラに映っていたのは拷問動画だった系の話。

人間のデリケートな部分に人間の身体から出る一番汚いものを塗るっていう前情報から、邦画ラブコメ慣れしてる私には少々刺激が強いかと心配だったが案外
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SEX and the 王手!(2015年製作の映画)

2.0

女房を寝取られたショックで吐血して死ぬおっさんのシーンから物語は始まります。

その女房は流行りの美魔女的なジャンルには属さず、強いて言えば戦国武将の甲斐親直似(1508~1583)の為、観ていていま
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籠の中の乙女(2009年製作の映画)

3.5

ちょっとだけ子供の教育方針が世間とは異なる両親と、育ち盛りの子供たちの成長を描いたホームドラマ。

この一家は狂っている、と言ってしまえばそれまでである。
しかし、家庭・学校・職場等のコミュニティに存
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一礼して、キス(2017年製作の映画)

1.5

イケメンと不細工の決定的な違いは、女性に強気な態度をとって許されるか否か、ということにあります。
少し前に流行った壁ドンなる行為も妻夫木や木村だと画になりますが、渥美や温水のような我々サイドの人間がや
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アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

3.0

容姿に引け目を感じている女性が、自分が美人だと錯覚する病気にかかる話。

『自分を好きになろう』というユーモアゼロのメッセージより、『他人は自分のことを自分が思っているほど見ていない』ってテーマを全面
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ミスト(2007年製作の映画)

2.0

霧の中に住むデカい昆虫と蛸に襲われる話。

中年のおっさんと取り巻きが初めてのお使いバリに選択肢を間違える様子が延々と描かれており、製作者の意図が『鑑賞サイドをイラつかせたい』っていう一点なら、その狙
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プリンシパル 恋する私はヒロインですか?(2018年製作の映画)

1.5

カースト最上位のモテる男子二名に対し中途半端にアプローチをかけた為に同級生から陰湿な嫌がらせを受けるが、健気にちょっかいを出し続ける女子高生の話。

そのモテる男の一人が冬の北海道って設定なのに肌が黒
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影武者(1980年製作の映画)

5.0

【あらすぢ】
甲斐の虎こと武田信玄が死んだ。
周囲が敵だらけの武田家がとった策は偉大なカリスマの影武者を置き、信玄が生きてるっぽく振る舞うことであった。
だいたいそんな感じ。

【時代背景】
桶狭間の
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残穢 住んではいけない部屋(2016年製作の映画)

3.0

うちの部屋に何か出るんです系の話。

お化けの発生原因を考察する方法が登記簿謄本の取り寄せや聞き込み調査っていうのが不動産会社入社一年目って感じでかなり好感が持てた。
肝心のお化けが血まみれの若い女性
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ゲゲゲの鬼太郎 妖怪奇伝・魔笛エロイムエッサイム(1987年製作の映画)

2.5

人間の精気を吸い取る桜の妖怪と戦う話。

ジャケットから嫌な予感しかしませんでしたが、蓋を開けてみると決められた予算内で出来る限り良い作品を作ろう、という熱意が十分に伝わってくる良作でした。
ピアスと
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ムカデ人間2(2011年製作の映画)

2.5

過激なワクワクさんの話。

アイディア一本勝負でシリーズ3本も作ったのはある意味漢らしさすら感じるが、ストーリーは至って単調です。

『他人の排泄物を口に受けながら他人の口に排泄をする』という稀有な状
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チャッピー(2015年製作の映画)

3.5

この腐敗した世界に産み落とされたゴッドチャイルドが四苦八苦する話。

人工知能(チャッピー)が自我に目覚めた系のシンプルなストーリーですが、チャッピーの学習した情報量に彼の感情の成長が追い付いていない
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魔女の宅急便(2014年製作の映画)

2.0

魔女初心者のキキが魔女の居ない町で1年間武者修行する話。

ゆるめのミッドサマーぐらい町民がやばい。

ぱっと思い付く限り、
・泊まるところが無くて動物園の飼育小屋に野宿してたらぶちギレて押し倒そうと
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いい匂いのする女(2016年製作の映画)

2.0

『花束みたいな恋をした』のレビューを書いたことがあるんですが、それに対する『男女のほろ苦い想いを理解できない恋愛初心者、否、人間初心者の畜生はまずこれを魂に刻め』というクレームと共に、この映画をお勧め>>続きを読む

ダークレイン(2015年製作の映画)

3.5

豪雨のせいでバス停留所に立ち往生する羽目になった人たちを謎のウイルスが襲う話。

中二病全開のパッケージと『最後◯◯分で貴方は騙される』みたいなマヌケな謳い文句は今から観ようとする者の不安を掻き立てる
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霊的ボリシェヴィキ(2017年製作の映画)

2.5

持ち寄った恐怖体験をお互いに披露し、霊との繋がりを持とうとする人たちの話。
若い頃、友人数名で百物語をやったら六巡目あたりからネタ切れの空気が漂い始め、挙げ句の果てには先週デリヘル呼んだら勝新似の女が
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関ヶ原(2017年製作の映画)

2.0

人名、地理の専門用語に加え、方言や謎の朝鮮語を容赦なくぶちこんできて、おまけに高校生ラップ選手権より早口ときたもんだから知識ゼロで挑むと拷問の様な150分を味わうこととなる。

関ヶ原合戦とは豊臣秀吉
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花の魔法使いマリーベル フェニックスのかぎ(1992年製作の映画)

3.0

不死鳥フェニックスの500歳の誕生日を祝うべく、魔法少女マリーベルと人間の姉弟が妖精の国に向かうも、待っていたのはしょぼくれた七面鳥。
少年少女と七面鳥の艱難辛苦を描くスペクタクル超大作。

観た限り
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カーラヌカン(2017年製作の映画)

1.5

我らが毘沙門天ことGACKTによる沖縄PR用動画。

犬と猿。
イラクとアメリカ。
信長と本願寺。
俺の思う相性の悪いものリストにGACKTと沖縄が加わった。

そんな相性の悪さに加え、床屋でシャンプ
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変態島(2008年製作の映画)

4.0

気になるけど入店しづらい場末のマッサージ屋を訪問する事前準備として電話確認は必須作業であります。
第一関門はHP記載の番号が生きているか、第二は応対者と意志疎通ができるか、第三は料金メニューを教えてく
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変態村(2004年製作の映画)

3.0

助けてくれた村人がやべえ奴だった系の使い回されたネタですが、タイトル『変態』が『村への訪問者を恋人だと思ってしまう病気』という珍しいタイプの変態だったのでかなり引き込まれてしまった。
もう一度書きます
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

1.5

令和アベックのマンネリ化を描く再現ブイ。

5年も付き合ってるのに事件らしい事件が起きない、そんな畳み掛けるような緩急の『緩』の暴力に120分耐えられる猛者しかこの映画を観てはいけない。
小学生の時、
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セデック・バレ 第一部 太陽旗(2011年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

日清戦争後、日本統治下の台湾で弾圧を受け続けた現地の戦闘部族が決起する話。

物語序盤、日本軍が非武装の地元民にひたすら酷いことをする映像が続くので結構分かりやすいタイプの反日映画の印象を受けましたが
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シライサン(2020年製作の映画)

2.5

2019年美容整形でなりたい顔ランキング第一位に輝いた明日花キララ(anan調べ)より眼球のでかい幽霊が人を襲う話。

1ミクロンも期待せずに鑑賞しましたが、正直悪くはなかったです。
幽霊の出現条件と
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プラットフォーム(2019年製作の映画)

4.0

Ranch Simulator(※)という育てた豚を屠殺してソーセージを作るゲームにはまってしまい映画を観るペースが激減しております。そんなわけで今回は『食』をテーマにした映画をチョイスしました(美味>>続きを読む

ピーチガール(2017年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

見た目は遊んでそうだけど実は真面目という設定の黒ギャルが上映時間116分のうちに彼氏を4回変える映画。
“見た目が派手な女性は実は清楚”論を唱える全国の童貞どもへの喝とも捉えられる、狭心症を悪化させか
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バタフライ・エフェクト(2004年製作の映画)

3.5

初対面の女の子を部屋に連れ込むコミュ力と高い顔面レベルを持ち合わせるチャラ男が昔好きだった女の子を想い続けるという設定は少々無理があるが、タイムリープモノの癖に変に小難しく作っていないので好印象を抱い>>続きを読む

冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)

2.5

べしゃりのうまいおっさんがコミュ障のおっさんを取り込みながら詐欺と殺人と性行為を繰り返す話。
熊谷市という埼玉県が誇る深緑地帯で起きた殺人事件をモチーフにしている。

長期に渡る離婚訴訟のストレスとジ
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忠臣蔵(1958年製作の映画)

3.5

日本史の成績なんかずっと1だった癖に最近歴史小説にハマり、週に一度図書館に通う生活を送っている。
図書館なんて皇族か浪人生のような意識の高い人間しか利用しないと思っていたが、各々が営業サボって昼寝した
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バトル・ロワイアル(2000年製作の映画)

2.5

対コロナ対策の仕切りの無い汚い居酒屋のカウンターで一人で飲んでたら、カウンターの両隣の知らないおっさんが俺を挟んで「俺は馬で毎年500万は負けてる」「お前が500万も持ってるわけ無いだろ」と人が想像し>>続きを読む

デジタル・スーパースター列伝 闇の世界の超人たち(2011年製作の映画)

2.5

ビトンのセカバンに7、8台の通信機器をぶちこみ秋葉原を闊歩する電話マニア通称MR.PBX(ジャケのグラサン)。
狭いワンルームをAmazonの箱とハードディスクと空き缶でさらに狭くさせた違法ダウンロー
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