こうんさんの映画レビュー・感想・評価

こうん

こうん

映画館で映画を観るのが好きです。
ってゆーか映画館でしか観ないぞ。
ベストムービーは2017年版。

映画(228)
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タリーと私の秘密の時間(2018年製作の映画)

4.2

このクソ旦那!と思って心の中で大根をフルスイングしたんだけど、それはどうやら自分の後頭部にヒットしたようで、ぐわんぐわんするなぅ。

シャーリーズ・セロンの肉体改造以外に娯楽性が見当たらない地味な映画
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オーシャンズ8(2017年製作の映画)

3.8

えー、このシリーズは1~7も11~13も観ていなくて、いきなり8から観ることになりました。壮大な“オーシャンズ”サーガの只中に飛び込んだわけですが…というボケは書いててツマランデスネ。

いわゆるケイ
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ブッシュウィック-武装都市-(2017年製作の映画)

3.9

例のジェームズ・ガン解雇における立ち振る舞いで(俺の中で)男気を発揮させまくっているデイブ・バウティスタが主演(しかも製作総指揮でもある)で、また長回し表現を多用したチャレンジングな映画であるというこ>>続きを読む

スターリンの葬送狂騒曲(2017年製作の映画)

3.8

ロシア近現代史に少しでも明るくないとこのシニカルでブラックなコメディは楽しくないかもしれない。かくいう自分もロシア革命後のレーニンからトロツキーVSスターリン→フルシチョフのざっくりとした流れしか知ら>>続きを読む

ウインド・リバー(2017年製作の映画)

4.5

部屋に置いてあった書道用の墨汁をいざ授業で使おうとしたら凍っていた…というのは北海道あるあるです。よくそんな部屋で寝ていたもんだなと思いますが、僕の郷里は北海道の内陸部なので、すっげぇ寒いぜ自慢はいく>>続きを読む

菊とギロチン(2016年製作の映画)

4.1

ピンク映画でのデビュー作の仮題(というか原題)が「羽田に行ってみろ そこには海賊になったガキどもが今やと出発を待っている」なんだから、ゴリゴリの反体制というか無政府主義的なロマンを求める映画作家である>>続きを読む

ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

4.5

ジャッキーの「アクシデンタル・スパイ」観た時に「ジャッキー死んでまう!(スタント頑張りすぎで)」と涙したことがあったけど、それと同じことがこの「フォールアウト」でも起こった。

たしかジャッキーの「ラ
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トゥルー・ロマンス(1993年製作の映画)

4.3

公開当時は田舎のチューボーだったので、初めましてのスクリーン。
クラレンスと同化する為ポップコーン食いながら観た。
アラバマが現れるどころか、オレが慣れないポップコーンをひっくり返しそうになった。
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ストリート・オブ・ファイヤー(1984年製作の映画)

4.4

「ストリート・オブ・ファイヤー」…なんのタイミングか知らないけど公開されたデジタル・リマスター版で観た!
高校時分にハナクソほじりながらVHSで観たっきりだったけど、その魅力を見損なっていた!

とい
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ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018年製作の映画)

3.8

なんだジュラシック・ハウスじゃんか。ま、それはそれで楽しかったけど。

もとより期待値なんて高くはないんだけど、炎に沈むブラキオサウルスちゃんのシルエットが、パークの最初の最初のブラキオサウルスちゃん
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オンリー・ザ・ブレイブ(2017年製作の映画)

4.2

山火事の実話映画かぁ、などとハナクソほじっていたら監督がトムクル増殖映画「オブリビオン」で好感を持っていたジョセフ・コシンスキーだと知って慌てて観に行ってきました。…っていうか公開3週間で終わりかけて>>続きを読む

バトル・オブ・ザ・セクシーズ(2017年製作の映画)

4.3

まずはシネクイント様の復活おめでとうございますありがとうございます!
座席の後ろのほうで「なんだよシネパレスまんまじゃん」という心ない声が聞こえましたけど、そうじゃないよ、色々な理由で映画館をたたむこ
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REVENGE リベンジ(2017年製作の映画)

3.8

いわゆるレイプリベンジもの。
砂漠っぽい感じの広告ビジュアルにピンときて観に行ってきました。絵づくりとか劇伴の雰囲気とか、始まてすぐに「これはひょっとすると、ひょっとするかも…!」という予感(伝わらな
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ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

フィクションは人を狂わせもするし、人を救うこともある。

主人公ジェームスは誘拐されたことでブリグズビー・ベアに出会い、それに固執し、また心の自由を得ることが出来ている。
…とても複雑な物語だ。

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ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

4.0

旧三部作(への思い入れ)に拘泥してしまうオジサンは本作を観て、「フォースの覚醒」における〝もう隣にハンはいないのか…〟というチューイの表情を思い起こして切なくなってしまうばかりです。

色々文句はある
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.8

どうせ混むだろうと思って上映2時間前に行ったら「1時間前に売り切れました」とのことで結局4時間待って次の回でやっと観ました「カメラを止めるな!」。

この映画について言いたいことがいっぱいあるし語れば
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恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

4.0

四十路のオジサンが可憐な女子高生に惚れられる…というファンタジーかと思って原作マンガ買ってた迂闊者ですが、実はそういう不埒な内容ではなくて、目的を失った女子高生の刹那の恋心をきっかけとした“もういっち>>続きを読む

ビューティフル・デイ(2017年製作の映画)

3.6

小太りホアキン・フェニックスが“タクシードライバー”やるっぽいし、銃も血しぶきもあるようなのでそりゃあね。音楽もかっこいいし。美少女いるし。
そんな予告編にめちゃくちゃソソられたので観に行ってきました
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モリのいる場所(2018年製作の映画)

4.4

孤高の画家・熊谷守一の晩年の一日をフィクションとして描いた映画、沖田修一監督の最新作。
それなりにメジャーな映画のオファーもあるだろうに、沖田監督の独立独歩の映画作家としての邁進ぶりには頭が下がります
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レディ・バード(2017年製作の映画)

4.5

僕は「フランシス・ハ」が大好きで(このタイトル思うたびにあのずっこけラストの愛おしさを思い出してニコニコ)、そんでもってグレタ・ガーウィグさんも大好きなんだけど、そのマンブルコア派のミューズが満を持し>>続きを読む

万引き家族(2018年製作の映画)

4.6

〝社会〟の最小単位が〝家族〟であるならば、家族の歪みは現代社会の歪みでもある。

その家族の物語から社会そのものやその中にいる僕たちを照射するなんらかの光が、是枝作品に通底するフィクションとしての矜
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ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

4.5

独身だった2年前ならこの映画を理解できなかったかも。
愛は惜しみなく奪うし、愛は惜しみなく与えたい…主人公レイノルズは、世の男性のカリカチュアであり、ひょっとすると監督PTAの鏡像かもしれないとも思っ
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パティ・ケイク$(2017年製作の映画)

3.6


大好物のプアホワイトものと聞いて観に行ったら「サイタマノラッパー」みたいな、くそ田舎でラップを頑張るポッチャリ女子のオハナシでビックリしました。
しかしバッテン、始まって2分くらいで「ちょっとこれ
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用心棒(1961年製作の映画)

4.8

午前十時の映画祭にて、4Kクオリティの黒澤映画だ。
昔は権威が嫌いでクロサワ映画も嫌いで、それ故に某映画館の出禁を言い渡されたこともあったけど(たまたま飲み屋で出会った映画館主とクロサワについて喧嘩に
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

-

ビジュアルの様式と偏執的な画面運動と文化オタク的なディテールへのおこだわりなど、ウェス作品が苦手な僕です。
(人皮を被った次男坊がチェーンソウ振り回す映画のほうがいいです)

っつうことで期待してたけ
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デッドプール2(2018年製作の映画)

3.9

冒頭のローガン人形が欲しくなったし、「きっと星のせいじゃない」イジリは楽しいし、酸性のゲロが思いのほか強力で笑ったし、ドミノちゃんカワユイし、おおむね楽しかった。

もうそれだけで良いです。お腹いっぱ
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ニッポン国 古屋敷村(1982年製作の映画)

4.7

田村正毅というカメラマンの名前を覚えたことで僕の映画体験がどれほど豊かになったことだろうか。

稲の中に宇宙が描かれる本作が、個人的田村正毅ベストワーク。
映画的感性としか言いようのないキャメラアイの
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イカリエ-XB1(1963年製作の映画)

4.2

55年前の社会主義チェコ産のモノクロSF映画でしかもレム原作。
それを週末の疲れた体を引きずってのレイトショー鑑賞、しかも俺史上初のアルコール添え(角ハイボール缶)。
絶対寝る!…と思ってましたけど、
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フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

4.6

映画ってぇのはなにか?
…というのはすべての映画人または映画フアン各人の定義があると思うけど、ボキは、色彩を含めた光をいかに捉え、どの情景を切り取り、それらをどのように編み、しかるべき物語やキャラクタ
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サバービコン 仮面を被った街(2017年製作の映画)

3.6

生真面目ゆえに愚鈍そうなマット・デイモンが悪巧みを謀った時点で、すでに詰んでますですよ( ^ω^ )
…というコーエン兄弟由来のブラックコメディ。
で、そのデイモンの隣家には黒人一家が引っ越してきて…
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孤狼の血(2018年製作の映画)

4.4

おれ23の頃、絶賛モラトリアムで「どう生きたらいいのか」と悩みつつ、夜勤のバイト明けで入り浸っていたのは中野武蔵野館でした。ちょうど閉館した新宿昭和館からヤクザ映画のプログラムが移った頃で、毎日のよう>>続きを読む

アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017年製作の映画)

4.5

おれ、中学生の時の文集かなんかで「好きなタイプ:トーニャ・ハーディング」って書きました。冗談半分だったけど、トレイシー・ローズに通じる蓮っ葉さと野暮ったさの同居したエロさと可愛さを感じてましてね…共感>>続きを読む

タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2016年製作の映画)

4.0

意外にもこれが初めてだということですが、同じフレームの中にソ・ガンホとユ・ヘジンの貌が収まっている…ということだけでとても尊いのではないでしょうか。70年代の東映大部屋俳優のような貌があちらこちらに跳>>続きを読む

泳ぎすぎた夜(2017年製作の映画)

4.4

よく見ますよね、下校中に自分の世界に入り浸りながら道草を満喫している小学生男児。僕にも身に覚えがありますが、あれの映画化です!…というのは冗談半分として、「若き詩人」のダミアン・マニヴェル監督と「息を>>続きを読む

女は二度決断する(2017年製作の映画)

4.3

あらすじが似ているのでてっきり「女神は二度微笑む」のリメイクかと思って観に行ったら邦題を被せてきただけでした。(どちらも川島雄三の「女は二度生まれる」由来でしょうけど)
という個人的な入口はよいとして
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ヴァレリアン 千の惑星の救世主(2017年製作の映画)

4.2

「ニキータ」「レオン」で好きになったけど、昨今の“中二病のB級映画監督”的な世評に「好き」の気持ちを隠してきたけど、5周くらい回って今はリュック・ベッソン好きです。好きです「ヴァレリアン」!
なんかさ
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