こうんさんの映画レビュー・感想・評価

こうん

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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

4.7

いやぁ~臓腑の深いところにドスンとジワジワと来ましたね~。
マーティン・マクドナー監督、前作「スリ―・ビルボード」の後なにしてくれんのと思ってたら、なんかスゲーの来ました。ただいまゆっくり消化中です。
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ピンク・クラウド(2021年製作の映画)

3.9

ピンク色の好きなものは、アニメのアラレちゃんに出てくる💩です。

だもんで、10秒で死んじゃうピンクの雲が出てきてお家から出られない!というピンク色の宣伝ビジュアルの本作にも興味持ったんですけど、なる
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母の聖戦/市民(2021年製作の映画)

4.0

母親が誘拐された娘を取り戻す闘い、と聞けば「コマンド―」とか「96時間」とかを脊髄反射的に思い出して「よし!」と握り拳を携えて観に行くわけですけど、案の定、ぜんぜん違う映画でした。
修羅の国メヒコを舞
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シャドウプレイ 完全版(2018年製作の映画)

4.0

ロウ・イエの新作じゃーんと思って観に行ったら、2018年の公開だけど当局の検閲でアレになっちゃったバージョンだったのが後悔なので再編集しました!的な“完全版”なんですって。知らんかった。どうりで劇中の>>続きを読む

ノースマン 導かれし復讐者(2022年製作の映画)

4.4

とりあえず帰りの電車で「アイスランド」「温泉」「絶景」で検索しましたよね。
火山と氷の国アイスランド、あと羊(=ジンギスカン)もいっぱいです!

…という感じでいろんな欲求を刺激するロバート・エガース
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SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

最初に白状しますが、私はハーヴェイ・ワインスタインの犯罪を許容した、もしくは作り出した社会の一員で、ギルティです。
「82年生まれ、キム・ジヨン」と本作の原作である「その名を暴け」を立て続けに読んで(
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ほの蒼き瞳(2022年製作の映画)

4.2

ネトフリ配信してるけど、映画館主義者なんでスコット・クーパー×クリスチャン・ベイルの3度目のコンビ作(前作見逃してた)を観に最終日のシネマート新宿様にぶっこんできました!
相変わらず地味なんだけど、フ
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ミセス・ハリス、パリへ行く(2022年製作の映画)

4.0

や、ウェルメイドで面白かった!
イギリスの労働者階級のレディがパリの上級社会に殴り込み!的な痛快さで、ミセスハリスが平野レミ的な明るさとバイタリティで出逢う人関わる人を変えていき、見えない天井を取っ払
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離ればなれになっても(2020年製作の映画)

3.8

ひとりの女性と3人の男性の10代から50代までの愛と友情のクロニクルという、超のつくメロドラマでした。良くも悪くも通俗的で新味がないと言えばなくて、新曲だけどどこか懐かしい歌謡曲、みたいな感じでしたか>>続きを読む

そばかす(2022年製作の映画)

3.8

蘇畑佳純という名の主人公で映画タイトルが「そばかす」。作中、そばかすという単語は出てこないので彼女の綽名ということもなさそうだし、「大嫌いだった自分のそばかすだったけどいろいろなことがあって今は自分の>>続きを読む

MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

4.5

こ・れ・は!オモチロイ!
アレックス・ガーランドの新作、観そびれてましたけど、めっちゃ面白かった~。ひさしぶりに私の邪で歪な心の形状にしっかりフィットするストライクな映画でした。
いきなり裸のおっさん
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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

3.7

コロナ療養あけて新年一発目は景気よくいくか!てなもんでIMAX/3Dのハイフレームレート上映ってやつで観てきましたアバター2。
毎回毎回辟易してしまって文句ではないつもりで言いますけど、3Dメガネon
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

4.6

ようし観に行くぞと席を予約していたその当日、ちょっと熱があったもんでなんとなしに抗原検査したらばマジか陽性…結局コロナ罹患でなんとかかんとか療養明けで年内滑り込み鑑賞。膝すりむきました。

評判が良い
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RRR(2022年製作の映画)

-

【Running master’s violence memo】
興味の持続という意味ではめっぽう面白いんだけど、やっていることの根本はバーフバリと一緒で、なんかもう、あらかじめ見慣れている感じで…ち
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

【Running master’s violence memo】
これは…複雑!原作マンガは小学校高学年から中学校の間にリアルタイムで親しんで、中学校3年間毎日昼休みにバスケをし続けたのはスラダンの影
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やまぶき(2022年製作の映画)

3.9

【Running master’s violence memo】
一部の映画ファンで評判らしい…ということで公開からだいぶ経って観に行ってきました。これから来るんじゃないかと思っている祷キララさんが主
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グリーン・ナイト(2021年製作の映画)

-

【Running master’s violence memo】
デヴィッド・ロウリー監督最新作ってんで楽しみに観に行ったんだけど、好きに任せて忘れてた、この監督の映画、催眠力が強いんだった!
だもん
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ファイブ・デビルズ(2021年製作の映画)

4.3

【Running master’s violence memo】
事前に想像したのとは全然違うところに連れて行ってくれた映画で、なおかつすこぶる独創的で面白く楽しかったです。よく考えたねこんな話。設定
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ある男(2022年製作の映画)

4.5

【Running master’s violence memo】
2022年日本映画の最前線でハイクオリティ。石川慶監督のすばらしさはエンドロールの中の自らのクレジットを真ん中あたりに配置する控え目さ
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土を喰らう十二ヵ月(2022年製作の映画)

3.8

【Running master’s violence memo】
想像したものが想像したとおりに出てきました。この原作、「美味しんぼ」で山岡士郎に「読む価値のある料理の本はこの1冊だけ」と言わしめた名
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.8

【Running master’s violence memo】
ベストセラー小説の映画化であるところのミステリー…なんだけど最初のナレーションでほぼ真相言ってるよね。その謎解きという意味ではあんまり
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ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

4.1

【Running master’s violence memo】
フローレンス・ピューが切羽詰まっていくにつれて口角が下がっていき、口角が下がるにつれて映画が面白くなっていく、というのはオリビア・ワイ
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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

4.4

【Running master’s violence memo】
インディペンデント映画なんだけど、ワンアイデアを活かしまくるシナリオとキャラクター(と俳優の合致)がすこぶるよいので映画としてもすこぶ
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もっと超越した所へ。(2022年製作の映画)

3.9

【Running master’s violence memo】
根本宗子の舞台作品の映画化、ダメンズに対する女性たちの奮闘、というところでしょうけど、そのダメンズがそれほど身勝手で絶望的でもなく、あ
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アフター・ヤン(2021年製作の映画)

4.0

【Running master’s violence memo】
ビジュアルアーティストの撮った映画という感じで、物語に即した重層的なビジュアルが豊かで、そのへんがよかったですけど、あんまり引っ掛かり
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ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

ワカンダ・フォーエバー!ナンマイダー!

このコロナ禍で、身近な人や遠くの人の訃報に立ち会った時、わたしたちはひとりひとりでその重みに立ち向かうしかなく、その哀しみを溜め込んでいるように思う。
ひとり
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ブロンド(2022年製作の映画)

-

アマ・デ・アルマスがモンローを演じる伝記映画、ましてやモンローはエンタメジェンダー史における最重要人物でもあるのでそこんところどう描いているのか楽しみにしていてしかしネットフリックス映画なので非ネトフ>>続きを読む

ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔(2002年製作の映画)

4.5

こないだ「旅の仲間」を観て、公開当時に観ていたけど観たことすら忘れていたことを思い出したしめっちゃ面白かったんで嬉しくなって深酒したんですけど、この第二作からは全く観ていないしどんなになるかも知らんの>>続きを読む

マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

3.8

原作マンガも面白かったしタナダユキ監督で向井康介脚本ならば!と思いましたけど、アレレ、でしたね。つまらなくはないんだけど、原作マンガの魅力である劇画のような誇張やハードボイルドな雰囲気が映画に翻訳され>>続きを読む

さかなのこ(2022年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

沖田監督作品なので観る気満々だったけど、この映画の脚本家の件を知って「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」マインドが発動してしまい足が遠のいてしまったけど、逡巡したあげくに観に行ってきました。
映画と現実の性暴
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秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

4.3

セリーヌ・シアマ監督最新作ということで観てきました。
まったくの情報なしで臨んだので、このシンプルだけど奥行きのある映画世界に面喰いましたけど、超面白かったです。小さな女の子とお話なので脊髄反射的に「
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百花(2022年製作の映画)

3.9

才人というかやり手映画人というか、そんな川村元気氏の初監督作品、ということでハナクソほじりながら観に行きましたけど、ちょうど老境に差し掛かる母と壮年になりつつある僕とがそれぞれの変化の中で齟齬があり冷>>続きを読む

よだかの片想い(2022年製作の映画)

4.0

メ~テレ製作の「ノット ヒロイン ムービーズ」の第1弾である「わたし達はおとな」が面白かったので、第2弾である本作も楽しみにして観てきました。
というか最近は中島歩を銀幕で見るのが楽しみ、という感じに
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

4.0

けっこう読解する楽しみを与えてくれる行間の多い映画だけど、ノオミさんの母羊に対する「死ねぇぇぇぇ!」の絶叫あたりでビンビンになりました。すごかったねあの叫び、肚の底からの忌みが吐き出される負の人間性。>>続きを読む

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.7

なにに興味を持って観に行ったのか全く覚えていないけど、まぁ久しぶりにここまで記憶に残らない面白さというのも久しぶり。観終わって電車に乗るころにはほぼほぼ霞の彼方。それはお前のオツムがヨワいからだと指摘>>続きを読む

セイント・フランシス(2019年製作の映画)

4.4

こんなに経血があけっぴろげに映される映画も珍しいのではないでしょうか。
ただそれが珍しいと思うのは男だけで、個人差こそあれ彼女たちには日常茶飯事。僕は男なんで実感としてはわかり得ないけど理解は深めたい
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