こうんさんの映画レビュー・感想・評価

こうん

こうん

映画館で映画を観るのが好きです。
ってゆーか映画館でしか観ないぞ。
ベストムービーは2017年版。

映画(265)
ドラマ(1)

蜘蛛の巣を払う女(2018年製作の映画)

4.3

蜘蛛の糸の件。
縦糸には粘着力がなくて横糸のみ粘着力があるので、蜘蛛さんは縦糸のみを伝って動きます。
(だから蜘蛛の大きさによって蜘蛛の巣のサイズも変わります)
良い子のみんな今度縦糸を触ってごらん。
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クリード 炎の宿敵(2018年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

スタローン、っていうかロッキーその人がシナリオ書いてるんだから、ロッキー・バルボアの物語に奮え続けているこの子羊に何が言えようか、というところ。点数なんてつけられんわい。




…なんだけど、ぶっち
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アタラント号(1934年製作の映画)

5.0

映画において〝みずみずしい〟ということが、具体的には一体どういうことなのだろうと考え込んでたら年越えた。

あまりにも完璧な映画が、無邪気に残酷にまざまざと生まれ来る瞬間が連綿と続く様を、平常心で眺め
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1987、ある闘いの真実(2017年製作の映画)

4.3

飄々と義侠心発揮してカッコいいハ・ジョンウ、「俺ってブ男だから」と自嘲しながら泣きそうになりながら義侠心発揮するユ・ヘジンが画面に映っているだけで、おれの好きな韓国映画100パーセントなので大満足なの>>続きを読む

ザ・プレデター(2018年製作の映画)

3.6

賛否両論あるようだけど、「プレデター」「プレデター2」以外は全部蛇足と思ってしまっています。ハイコンセプトとアクション要素のシンプルさが身上。あれこれ足されても困っちゃうんだよなぁ。あの凶悪なご面相で>>続きを読む

アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)

4.0

別れた嫁さんの旦那(それがしかもボビー・カナヴェイル)と仲いいのが好きだし、マイケルがペーニャ、否、ペ~ニャしているので、けっこう爆睡してしまったけどちゃんと面白かったです。ゴーストもキャラクター良か>>続きを読む

若い女(2017年製作の映画)

3.9

「フランシス・ハ」のパリ版かと思ったら、思いのほかハードというか、突き放した設定やキャラクター描写で、これはこれで面白かった。
主人公ポーラという人がどうにも反道徳的でとても共感できないんだけど、その
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

4.2

映画を観ていると否応なく「スポンティニアス・コンバッション!」と叫びたくなる瞬間があって、それが本作にも確実にあったのでおおむね満足。チョロチョロパッパではなくいきなりバーっと、しかもガブリエルさんが>>続きを読む

ハード・コア(2018年製作の映画)

-

前提条件としておれは、いましろたかしのマンガ群のファンである。
脱力している最近の作風もいいけど、バブルの裏側で“畳とゴキブリと情けなさ涙”の頃の初期いましろ作品が大好きである。
なんなら本棚から取り
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恐怖の報酬 オリジナル完全版(1977年製作の映画)

4.5

さもしいシネフィル的権威主義でもってクルーゾー版最高!リメイク版ダメ!

…と若い時から思ってたんだけど、すみません!そのリメイク版がドキン師であったことすら知らなかった愚か者でした!
泥の中に頭突っ
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ポリス・ストーリー/REBORN(2017年製作の映画)

-

僕は30年来のジャッキー・ファンであるから無条件で褒めるし忖度するし良いところにしか目を向けない。
もしかすると〝ポリス・ストーリー〟の冠をつけないと劇場公開も厳しかったのかもしれないジャッキー映画の
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A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

4.4

上映時間はたった90分なのに、その映画の中ではものすごい分量の時間(それが時間と呼ぶべきものであるならば)が通り過ぎるのだけど、それをオバQの佇まいを介してサクサク語ってみせるところが素晴らしいし、そ>>続きを読む

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.2

おれは泣かなかった。然しもう少しで泣くところであった。

(いろいろ見せられた後のライブ・エイドにおけるブライアン・メイのギターに奮えた)

ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ(2018年製作の映画)

4.6

僕のベニチオがデル・トロしました!(2回目)
んもう~、(嬉しいため息が)いっぱい出ちゃいましたね。

前作は好きなんだけど、完成度的な意味では「ちょっとな」くらいのテンションでした。
だもんで監督変
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デス・ウィッシュ(2017年製作の映画)

4.2

イーライ・ロスという人は、ちょいと過激な作風だから誤解されがちかもしれないけど、至極まっとうな考え方の持ち主で、また一方で至極まっとうな映画話法の持ち主でもある、ということを改めて実感しました、「デス>>続きを読む

マンディ 地獄のロード・ウォリアー(2018年製作の映画)

4.1

あの鋳型をどこから入手したのかはサラッと流しておいて、ティアドロップ型レイバンに愛妻Tシャツ姿でバトルアックス製作にいそしむニコケイのあたりから、もう、びんびん。
その前のバスルームのウォッカ浴びつつ
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判決、ふたつの希望(2017年製作の映画)

4.1

上京して入った学校に徐君という韓国人の留学生がいて、年上だったけど仲良くなってこっちが金ないときは彼の実家から大量に送られてきた辛ラーメンを分けてもらって空腹をしのいだり(初めて食べた時は感動した)日>>続きを読む

きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

4.6

同日公開の「寝ても覚めても」のほうにしばらく気持ちがいってしまっていたのですっかりスルーしてたけど、「海炭市叙景」「そこのみにて光輝く」「オーバー・フェンス」と佐藤泰志原作の三連作(大阪芸大三連作とも>>続きを読む

ヴェノム(2018年製作の映画)

3.8

始終顔色悪いトムハを「どったの?ちゃんと食べてる?」と心配するヴェノムたんに萌えさせることに注力した映画として受け止めればオールオッケー!

シンビオートの粘菌感とかヴェノムのコウガイビルみたいな質感
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日日是好日(2018年製作の映画)

3.7

ついうっかり樹木希林が画面に出てきただけで感傷的に涙腺ゆるゆるになってしまいがちだけど、ぶきっちょな黒木華と樹木希林の茶道を通した交流をメインのドラマとしてフォーカスした、四半世紀にわたる点描映画。>>続きを読む

SHOCK WAVEショック ウェイブ 爆弾処理班(2017年製作の映画)

3.8

とっくに上映は終わっているけど感想を雑に残しておきます。
シネマートで観た予告編に惹かれてみたのですけど、予告編通りに景気の良い感じ。
爆発!人情!アンディ・ラウ(俺を見ろ)!爆発!喜欢你…!爆発!人
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バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

4.0

端的に、面白かった。

面白かったけれども、表層的な面白さに終始していた印象が強いかな。

頭はいいけどお金がないゆえに歯を食いしばらなきゃならない少女の青春ピカレスクロマンとして滅法面白いし、主人公
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若おかみは小学生!(2018年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

チケットショップで「若おかみは小学生、一枚ください」と言うのがまずは難関だった。
照れずに言おうと思ったけど照れてしまったアラフォーの秋。

アニメ感性はダンゴムシ以下のおれだけど、結論から言うとあん
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イコライザー2(2018年製作の映画)

4.3

もう市民権を得ていると思われる“ナメてた相手が殺人マシンでした”モノの続編で、その特有の面白さ(ナメてたやつらがぼこぼこにやられる痛快さ)がどうしても目減りしてしまう続編の運命を受け入れつついかに抗う>>続きを読む

愛しのアイリーン(2018年製作の映画)

-

漫画「宮本から君へ」「愛しのアイリーン」「ザ・ワールド・イズ・マイン」の3作は10代後半から20代全般のおれの思考や行動原理に大きく影響を与えた作品で、その1作が映画化、しかも吉田恵輔という得難い才能>>続きを読む

2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

-

フィルムセンターのフィルム上映は前売り逃すし当日券並ぶガッツもなし…でやむなくIMAX上映。
スクリーンがデカイのがせめてもの救いかな。

…ということで、こじらせキューちゃんの稀代の名作。〝金字塔〟
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アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

おれは「イット・フォローズ」「アメリカン・スリープオーバー」と観てきてデヴィッド・ロバート・ミッチェルの映画を一生観続けるぞと誓った迂闊者ですが、それにもましてバカなので、本作が始まって15秒で「おっ>>続きを読む

寝ても覚めても(2018年製作の映画)

4.6

濱口監督の前作「ハッピーアワー」は個人的には大傑作で、あのクソ長い映画を3回観に行ったくらいに好きで年間ベスト2にしたものだ(もちろんベストは「マッドマックス怒りのデス・ロード」)。
だもんで商業デビ
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遊星からの物体X(1982年製作の映画)

4.7

ビンビン!ビンビン!
稀代の傑作SFホラーがデジタル・リマスターされてスクリーンに帰還!
ビンビン!ビンビン!
しかも爆音上映!
ビンビン!
そんでもって篠崎誠監督と中原昌也氏のトークショー付き!
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クレイジー・リッチ!(2018年製作の映画)

4.2

先日ベトナムに旅行した折にホーチミンのシネコンで観てきました。
アジア人の端くれとして多様なアジア人の中でこの映画を観られたのは得難い体験でしたが、英語が半分くらいしかわからなかったので帰ってきた日本
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クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

悲しいことや辛いこともあったけど…
お前らの弱点わかったし!
これ以上愛する家族に手を出させないし!
お前ら殲滅させるだわよ‼︎
かかってこいや〜‼︎


…と言わんばかりにバトルマザー属性が覚醒した
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あみこ(2017年製作の映画)

4.2

物語的な没入度や共感度という意味では、なかなかに人を選ぶ映画であると思うし、純情なくせに斜に構えて捻くれている、まるで主人公あみこのように、とっつきにくい奇矯なドラマではあると思う。

キャラクタード
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酔拳2(1994年製作の映画)

5.0

いえーい、「酔拳2」がデジタルリマスター&ブルーレイ化!
(10月3日発売だそうな)(10月3日発売だぞ)(10月3日発売だからな)

しかしそれを記念した応援上映(今やってる!)には行けそうにもなく
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トマホーク ガンマンvs食人族(2015年製作の映画)

4.5

すこぶる好みだった「デンジャラス・プリズン」に引き続いて近所のGEOで借りてきた「トマホーク ガンマンVS食人族」!
S・クレイグ・ザラー監督の2015年のウエスタンロードムービーホラー。

ちょっと
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デンジャラス・プリズン ー牢獄の処刑人ー(2017年製作の映画)

4.2

映画館主義者としては初見の映画を自宅で観ることはヒジョーに悔しいのだけど、この映画はDVDスルーなのだから仕方がない。

でもそんな哀しい置き所を跳ね返すかのような面白さだった!
久しぶりに家でテンシ
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SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)

3.9

会社からの帰りが遅くなったある日、茶の間で妻が目に涙を溜めていた。
理由を問うと、安室ちゃんのラジオを聴いていたらしい。
特に熱心なファンでもないんだけど、なんだか、いろいろと想い出したのだそうだ。
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