前代未聞のノー宣伝ぶらり戦法で話題でしたけど、公開後にいくら文字面でネタバレ的なことチョイチョイ目にしてても、予告編などで本編映像を目にしてない限りはなんの予断も生まれなくて、そこが新しい気付きでした>>続きを読む
トムが来日できなかったジャパンプレミア上映で観てきました「ミッション:インポッシブル/デッドレコニングPART ONE」。
【以下、ネタバレしてっかんね!】
これでシリーズ最後>>続きを読む
いやはや…容赦ない映画だった。
現実を映画に落とし込もうとする作り手の、一切妥協しないという覚悟がビンビンに伝わってきましたね。
その迫真性が花瀬琴音さん演じるアオイの沖縄の路地から路地へと歩いてい>>続きを読む
ただでさえ酷暑で頭がおかしくなっているうえに刻々と公開日が近づいているのでわたしのミッションはインポッシブルして爆発しそう。
新作「デッドレコニング PART ONE」に備えてM:Iマラソンしたので、>>続きを読む
ただでさえ酷暑で頭がおかしくなっているうえに刻々と公開日が近づいているのでわたしのミッションはインポッシブルして爆発しそう。
新作「デッドレコニング PART ONE」に備えてM:Iマラソンしたので、>>続きを読む
ただでさえ酷暑で頭がおかしくなっているうえに刻々と公開日が近づいているのでわたしのミッションはインポッシブルして爆発しそう。
新作「デッドレコニング PART ONE」に備えてM:Iマラソンしたので、>>続きを読む
超久しぶりにマスコミ披露試写会というのに参加して(当たりました)、上映前のトークがそのあとの上映後にはもうネット記事になっていて、帰りの電車で「はやっ」と声に出してしまいました。
この時代の速度感には>>続きを読む
監督の前作「アイヌモシㇼ」が素晴らしかったのと、フォークロア好きで遠野に幾度か訪問している人間なもので、柳田國男「遠野物語」に着想を得ているらしい福永監督最新作は〝俺得〟じゃん!と思って楽しみにしてい>>続きを読む
いや~オモチロイ!
オスカー・アイザックの芳艶なる色気!
ハードボイルドな心理ドラマ!
クールでドライな映画文法!
この“オモチロイ”の大前提として、めちゃんこわたし好み!ということをあらかじめご寛>>続きを読む
このシリーズへの思い入れと、思い入れている自分とが闘っています。
そしてわたしは今、断崖絶壁に立っています。
目の前には陽光降り注ぐポジティブの大地。
背中には波濤逆巻くネガティブの海。
ポジティブの>>続きを読む
わたしが新入社員の頃、直属の上司の仕事上の言動に異を唱えたら激高して(曰く、言い分は別としてお前の態度が気に食わないとのこと)、我に道理ありと思ってそのままにしようとしていたところ先輩同僚から「会社の>>続きを読む
過去の感想で“クローネンバーグが…”という記述があったりしましたけれど、白状します、知ったかでしたー!
…リアルタイムで観た「クラッシュ」以降にぽつぽつと6,7本くらい観てはいるんですけど、前のめりで>>続きを読む
リーアム・ニーソンがフィリップ・マーロウ役?オジイやんけ!20年遅い!
と思いましたけど、チャンドラー没後に書かれたマーロウものの公式続編の映画化で、わりと老年の設定らしいので、ぜんぜんニーソン適役な>>続きを読む
ハリソン・フォードがインディ・ジョーンズに扮するのもこれが最期、という映画がもうすぐやってくるので気が気ではないエブリディ。
実際には、80年代の3部作の輝かしさを知っている者としては最新作を映画単体>>続きを読む
この「こわれゆく女」も久しぶりに観たんですけど、以前までとは全然見方が違って、ちょっとびっくりした。
つまりはピーター・フォーク演じるニックの有害性ですよ。それを以前は愛情過多の強い当たり、くらいに思>>続きを読む
この映画を心の1番上に置いていつでも触れるようにしておきたい…
などと抽象的なことが言いたくなる映画でしたね。
久しぶりに観たけれど、馬齢を重ねた分つまりこの映画を作ったカサヴェテスの年齢>>続きを読む
荻上直子監督作品を観るのは「かもめ食堂」で「ハァ?」となって以来。
あの作風が苦手で…映画に血と爆発とおっぱいを求めるわたしにとっては別の平行世界の映画でしたね。
がしかし、本作は筒井真理子さん主演で>>続きを読む
自律型のAI人形ミーガンちゃんが暴走!怖い!というような映画ですけど、あの不気味なダンスが観たくて映画館に行ってきました。ホラー映画っていうかサイコスリラーですね。
アシモフのロボット工学三原則と人工>>続きを読む
30周年記念の4Kレストア版の上映なんだそうで、93年当時煩悩全開の10代半ばだったわたしはレンタルDVDで親に隠れて観た記憶がありますが、「ロボコップ」も「トータル・リコール」も好きだったにもかかわ>>続きを読む
久しぶりに、観たものをゆっくり咀嚼したくて映画館出て家まで歩いて帰りましたね。
すんごい映画だった「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」。脳細胞がいくつか討ち死にしている感じです今…>>続きを読む
6月16日金曜日は実写とアニメの違いはあれど前評判の高い(高すぎる)ヒーロー映画2作品が同時に公開する日で「二兎追う者一兎も得ず」の例えもあるしな…とどっち観ようか逡巡してましたけどえーい一挙両得漁夫>>続きを読む
公開前からなにやらザワザワしていたこの実写版「リトル・マーメイド」界隈ですが、89年アニメ版はおろかディズニー製作のセルアニメ群もほとんど観ていませんで「知―らね」という態度だったのですけど(「ファン>>続きを読む
スタローンの出ていないロッキーシリーズなんてご飯のないカレーライスみたいなもの…違うよ!ロッキーシリーズじゃなくてこれはクリードシリーズ!ライスじゃなくてナンで食べるカレーなのよ!今まではライスも選べ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
観終わってながながと放尿しながら、「そうまいだーれだ」なんて頭の中でハミングしましたね。わたしは相米っ子なので、相米慎二の映画的記憶を見出しては無条件に喜んでしまいます。
本作に関しては「台風クラブ」>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ダルデンヌ兄弟風の主人公追っかけスタイルで画面に収めようとするその対象は、鉄の馬(バイク)がそのまま人間になったようなマインドの不機嫌ぶっきらぼう三白眼女子であるジュリアさん。
そのジュリアさんの孤高>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
散文的な映像の羅列の中にジワジワと染みるように広がっていくのは、抱え続けるしかない苦しみと輪郭のはっきりしない喪失感、そして日焼けした肌に残ったヒリヒリするぬくもりでした。
感覚的でしかも非説明的な>>続きを読む
旧リスベットと現リスベットが同じ映画で共演のドラゴン姉妹!とかいう観る前のバカ感想は吹っ飛んでいって、クレア・フォイさんとジェシー・バックリーさんが最後まで見分けつかなかった…ということ以外はめっぽう>>続きを読む
予告編観て「なんでアダム・ドライバーがこんな安い感じのSF映画に」と思ってその謎を解くべく観に行ってきました。
ま、アダム・ドライバーが恐竜と闘うってだけで値千金ですよ。それにあらすじが安いからって面>>続きを読む
新宿武蔵野館のトイレに貼ってある本作のピンナップ見ていて「レア・セドゥが安藤サクラに見える〜」と思って、よし観たうえでレア・セドゥ=安藤サクラ同一人物説ぶちあげちゃる!と息巻いて観てきました。
観>>続きを読む
ヘドが出そうなくらいに心底イヤな人たちの最悪な言動に、“1ショット”という映画的な束縛の中で面と向かわなければならない90数分、本当にイヤでしたね~。
金曜の夜に観るもんじゃないわ。へとへとに疲れまし>>続きを読む
もうとっくにロードショー終わっている映画だけど、知り合いが「超好き」って言っていて2回目でも足らずに3回目観に行く(上映終わっちゃった早稲田松竹のあと、6月に目黒シネマでかかるみたい)と息巻いているの>>続きを読む
家庭用ゲーム機の隆盛の時代に生まれ落ちたのにゲームにはとんと縁遠い人生でございます。最後に触ったのはたぶん初代のプレステ…というぐらいの距離感。
ただし!幼稚園の年長さんの時分に友人のクリハラ君(金持>>続きを読む
ジェームズ・グレイの新作映画で自伝的物語の「アルマゲドン・タイム」。
なんちゅうタイトル、と思ったらそういう曲があるのですね。
地味、いや超地味だけど…滋味深い映画でしたね。
映画ならではの複雑玄妙>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
もうね、相変わらずというかより一層、出演俳優のエゴとか会社の銭勘定とかファンダムの熱望とかそういうものを飲み込み肥大しながら転がり続ける巨大な雪玉みたいな映画でしたよ。
それを理解して雄々しく映画館に>>続きを読む
その出来不出来とは別に、作り手の思いや熱量が十二分に込められていて、それが心を衝いて止まない…ということが映画には多分にある。
もっと言えば、ちゃんと相対して全力で観ることで作り手の人間性が手に取るよ>>続きを読む
トッド・ソロンズ…じゃない、
トッド・ヘインズ…じゃなくって、
トッド・フィリップス…でもない、
トッド・ブラウニング…ちゃう、
トッド・フィールド!
なぜかいつも混同してしまうので今後間違えないよ>>続きを読む