tubure400さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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スーパーマン ディレクターズ・カット版(1978年製作の映画)

3.0

クラーク・ケントの雰囲気がスティーブン・マルクマスに似ているような気がした。クリストファー・ノーランの『バッドマン』とかの方がそりゃ現代的というか、観ていて楽しかったんだけれども、これにはこれの古風な>>続きを読む

L.A.コンフィデンシャル(1997年製作の映画)

4.0

めちゃくちゃ面白かった。一晩経って冷静になって考えると、えらい男くさい映画やな…という気がしなくもないけど、やっぱり面白い。プロットが複雑で面白い、というのもあるけど、やる気がなさそうに見える、実は足>>続きを読む

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

2.8

冒頭、普通におしゃれなアン・ハサウェイが、小太りでセンスのない小娘扱いなところにimpossible beauty standardsのようなものを感じる。

総じてひどい映画で、なんか憎めないゲイ風
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さよなら、私のロンリー(2020年製作の映画)

4.0

2022年はほとんど映画見れなかった気がして、映画というのは、しばらく見ていないと、1-2時間それに時間を捧げるのが信じられなくなってくるというか、映画一本みるならYoutubeの漫才動画を一本見よう>>続きを読む

誘惑のアフロディーテ(1995年製作の映画)

2.0

ウディ・アレンの映画を素直に楽しむのはもはや難しいのではないか疑惑をより一層深められるような、きつい映画だった。

リバー・オブ・グラス(1994年製作の映画)

3.5

動物に優しい、拳銃を無くしがちでおっちょこちょいのおっさん警官とか、その友達のぽっちゃりしたおっさんとか、おっさんが可愛い映画だった。本筋と関係ないところでおっさんの小芝居とか、おっさんのドラムソロと>>続きを読む

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.5

『Gummo』っぽい気がしていたらハーモニー・コリンが絶妙に嫌な感じでカメオ出演していて面白かった。

主人公の少年が可愛いし、兄との関係性がリアルでいい。CDとか、ポスターとか、ビデオとか、まだ物へ
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ザ・フライ(1986年製作の映画)

3.2

COVIDに罹患して自宅待機している中観た。自宅待機が決まった時はよっしゃ、クーラーの効いた部屋で思う存分映画を見るぞ、と思ったわりに、その後熱が出て、数日は普通に死ぬ思いだった。(正直言って多少ヘビ>>続きを読む

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

4.2

なんかよく分からない話なんだけれども、おそらくウェス・アンダーソンが愛しているのだろう、古いもの、ガラクタ的なものへのトリビュートのような映画で、風邪で弱っていたこともあって、涙が止まらなかった。昔音>>続きを読む

浅草キッド(2021年製作の映画)

3.8

実年齢のたけしを本物のたけしが演じていたらもっとずっと良かったんだろうな、と思った。もっとブラックで、狂気的にも出来たんだろうけれど、適度に『下町ロケット』風に、綺麗な人情話としてまとまっていて、それ>>続きを読む

パターソン(2016年製作の映画)

3.5

いつだったか渋谷で夜に映画館で見た思い出のある一本。Amazon Primeにあったので見てみた。禅という雰囲気があって、ずっとこのスピード感なのか、という驚きもあって、最終的にすごく穏やかな気持ちに>>続きを読む

三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

3.2

三島由紀夫はカリスマという感じですごく格好良いけれど、むしろ興味深いのは、全共闘の青年達が窪塚洋介似の謎めいたアングラ芝居の青年だったり、なんか真面目そうな未来の地方公務員だったりするところだろう。>>続きを読む

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.0

Jホラーというか、日本の怖い映画だと見た後しばらく部屋の隅が怖いとか、シャワーしてる時に目を閉じるのが怖いとか、そういうのがあるけれど、『ヘレディタリー』はそういう意味では余裕ある。というのも怖さの8>>続きを読む

ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.0

カルト教団に連れて行かれたら大変なことになるぞ…というイメージがあったけど、実際こんな感じなのかしら…という現実感のある一本だった。

とはいえ、カルト教団というのも不気味に見えて、実は俗世的な目的を
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レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

2.8

少し前に『ウディ・アレン追放』という本を読んで、なるほどなぁという気分になった。マイケル・ジャクソンの『Leaving Neverland』を観た時はこれから先マイケルを聴くたびにこれを思い出すことに>>続きを読む

グリーンブック(2018年製作の映画)

3.3

トニーが格好よかった。ドン・シャーリーのおしゃれな感じも素敵だった。所々優等生すぎるというか、なんか、やだな〜というエピソードの後に適宜ほっこりエピソードがあって大団円な感じがあるけれども、それはそれ>>続きを読む

101匹わんちゃん(1961年製作の映画)

2.5

なんか、全体的に暗くてこんな話だっけ、と思った。

美女と野獣(1991年製作の映画)

3.8

ディズニー+で見た。小学生の時にかなり繰り返し観ていた気がする。懐かしいな〜と思うと同時に、ガストンやその取り巻きの邪悪さというか、暮らす田舎町の妙なトリッピーさが気になった。カメラに写っていないとこ>>続きを読む

モンスターズ・インク(2001年製作の映画)

4.0

2回目で見て、1回目に見たのとほぼ同じ感慨を抱くに至った。それは、おばけの世界に迷い込んでもなお無邪気に振る舞い続けるブーの異常性に対する苛立ちと、徐々にそれが可愛らしく見えてきて、最終的にはサリーと>>続きを読む

トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

1.9

『トイ・ストーリー 3』がすごく良かっただけに期待大で見たけれど、これはひどい。『モンスターズ・ユニバーシティ』を見た時と同じような気持ちになった。それというのは、本来魅力的であったはずのキャラクター>>続きを読む

トイ・ストーリー3(2010年製作の映画)

4.4

リチャード・リンクレイターの『Boyhood』を見た時に、なんか『トイ・ストーリー 3』みたいだなぁと思った覚えがある
。幼年期から青年になるまでの、魔法のような時間に対するodeというか。『Boyh
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トイ・ストーリー・オブ・テラー!(2013年製作の映画)

3.0

なんかカウガールのキャラクターに深みが出てきたな、と思わされる。なんかワチャワチャしてて楽しそうだな〜という感じだった。

トイ・ストーリー2(1999年製作の映画)

3.0

『トイ・ストーリー3』は映画館で見た思い出があって、なんか、少年の成長についてのセンチメンタルな展開があって、ディズニー映画でこういうの新しいな、と思った覚えがあるけれど、『トイ・ストーリー2』ではま>>続きを読む

レミーのおいしいレストラン(2007年製作の映画)

3.5

数年前に飛行機の中でみて、なんだか温かい話だなぁ、みたいな感想を抱いた思い出があって、久しぶりに見てみると、思ってた以上に不衛生だな、という思いを拭えなかった。途中、コレットが鼠の大群を見て吐き気を催>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.4

俳優の顔がすごく良い。最初は個性派すぎてどうも…という気がしていたけれども、主人公(っていうのか)のおっさんの、感情の読み取りづらい、ピエール瀧のような顔がすごく良い。あとお金持ちの奥様がすごい美人だ>>続きを読む

トイ・ストーリー(1995年製作の映画)

4.3

多分リアルタイムで見て、その後一回観たかどうかだったから、下手すると10年以上ぶりだったのかもしれない。かすかな記憶をたどりながら見たけれど、新鮮に楽しめた。

久しぶりに見るとアンディとかが、すごく
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ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

3.6

人の感情の在り方についての映画(『インサイド・ヘッド』)だったり、人種差別や社会についての映画(『ズートピア』)だったり、ディスニー/ピクサーの少し複雑なテーマのアニメ映画、というジャンルには、才能や>>続きを読む

イングランド・イズ・マイン モリッシー, はじまりの物語(2017年製作の映画)

2.5

The Smithsの逸話で一番素敵だな〜と思うのはなんと言っても実家に引きこもり、生きがいといえば雑誌への投稿で、完全に行き詰まっているモリッシーのもとを、いかしたリーゼントのジョニー・マーが訪れ、>>続きを読む

それいけ!アンパンマン ブラックノーズと魔法の歌(2010年製作の映画)

3.4

ブラックノーズの不気味さが良い。手下のカーナの不気味な笛の音色で世の中の人々を陰気にすることで力をつけ、人の世が真っ暗になった時に満を持して地上に姿を表し、世界の終わりを告げる…という圧倒的な悪役感に>>続きを読む

それいけ!アンパンマン ゴミラの星(2001年製作の映画)

3.2

どことなくゴミの島で暮らすPixarの『Wall-E』を思わせるような、カモノハシ風のゴミラが可愛い。酒井法子が声優のヤーダ姫に関してはやや複雑な気持ちというか、噛み切れない思いを味わうことになった。>>続きを読む

それいけ!アンパンマン だだんだんとふたごの星(2009年製作の映画)

3.1

『ドーリィ』の映画が想像を越えて良かったので観てみた。童話のような不気味さがあって大人びた内容だった『ドーリィ』に比べると、ストーリーに必然性がないというか、まぁ、思ったより拍子抜けな感じがある。あと>>続きを読む

それいけ!アンパンマン いのちの星のドーリィ(2006年製作の映画)

3.5

ドタバタコメディの中にも「家族愛」というテーマがある『サザエさん』と比べた時、『ちびまる子ちゃん』の精神性の低さのようなものに毎週日曜日は辟易してしまう。国民的なアニメとして、『アンパンマン』には他に>>続きを読む

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

4.3

中学生くらいの時に『アメリカン・パイ』を見てアメリカのハイスクールってこんな感じなのかなぁ、と思っていたのを思い出した。実際現実に近いのはガス・ヴァン・サントの『エレファント』の感じなんじゃないか、と>>続きを読む

AWAKE(2019年製作の映画)

3.0

嫁がハマっているイケメン俳優というのをどういう気持ちで見ればいいのかわからないけれど、吉沢亮はきれいな顔をしているし、EXILE感がないというか、なんか暗そうなところがポイント高い。EXITの兼近が「>>続きを読む

ボーン・アイデンティティー(2002年製作の映画)

2.9

好きな漫画家(施川ユウキ)が「ボーン・シリーズを観ている間は日常生活でもキビキビとした動きが出来ていた…」というような事を言っていて、観たくなって観た。大学生の時に好きな映画は何か、と聞かれて『グッド>>続きを読む

ロスト・ハイウェイ(1997年製作の映画)

4.2

数年ぶりに観た。中学生くらいの時に時々姉貴と二人で映画を観るようになって、それまで普通にエディ・マーフィーとかが好きだったところに『ドニー・ダーコ』とか『マルホランド・ドライブ』とかを観せられて絶望的>>続きを読む