"パーフェクト"。
この映画、2019年に観た数ある作品の中でも、間違いなく上位に食い込む"傑作"であった。
しかし、パーフェクトという表現はもしかしたら言い過ぎかもしれない。
一度はそう思い、>>続きを読む
"漫画だったから"活きる題材であったと気づかされる映画。
この作品を見るたびに、中学生の頃にこの漫画読んでなくて本当に良かったと思ってしまう。
と、言っても"中二病"的なあれが拗れるからではない。>>続きを読む
終始「これ連ドラで観たかったなぁ」感が付き纏う"第1話初回2時間スペシャル"的クオリティの作品だった。
今作の監督は「木村ひさし」という人物だ。
代表作は「TRICK」シリーズなどで、ドラマ特有の>>続きを読む
"完璧"。
この映画、2019年に観た数ある作品の中でも、間違いなく上位に食い込む"傑作"であった。
しかし、完璧という表現はもしかしたら言い過ぎかもしれない。
一度はそう思い、この言葉を使うに>>続きを読む
"三谷印"の安定コメディ。
良い意味でも悪い意味でも「三谷幸喜」作品は"安定"という言葉がとても似つかわしい。
これはもはや、"日本の伝統芸"と言っても過言ではない程、ある種の"ブランド"として確>>続きを読む
なんとか壮大にしようと奮闘した"努力"だけは垣間見えるが、出来は"あくまで佳作"止まり。
この作品の期待値には"異様"なものがあった。
1年以上前から制作発表などの情報は早々と解禁されたにもかかわ>>続きを読む
この作品からなにを受け取ればよかったというのか。
この映画は、画面の端から端まで余す事なくメッセージに溢れかえった、とんでもなくメッセージな作品となっており、むしろメッセージとはこの映画自体の事なの>>続きを読む
「ジェイソン・ステイサム」と「ジェット・リー」の贅沢な無駄遣い。
今から12年前(2019年時点)の作品とはいえ、2007年といえばまだ親近感が湧くくらいには"ほんの少し前"のような感覚で見始めたの>>続きを読む
この物語の示唆する未来とは。
こういった「ヒューマンドラマ」系の邦画としては、久々に掛け値無しの"傑作"を観たような気がする。
この映画は、とても不思議な"浮遊感"を与えてくれると同時に、儚いよう>>続きを読む
皆!おっちゃんやで!
前回腕いわしたったせいか、痛みのおかげで今日はまともなレビューを書けそうやから安心して読んでやぁ!
ほんなら、第2章を観てきた感想を語っていくでぇ〜!!
まず、このシリーズ>>続きを読む
色んな要素が組み合わさって"ヒット"を呼び込んだ貴重な成功例。
今作は、今の"若者の趣向"を上手く汲み取り構築された、内容に反してかなり"やり手"な作品だと感じた。
まず特筆すべきは内容の"チープ>>続きを読む
おっと、これはやっちまったぞ。
「Fate」はゲームも漫画もアニメもほとんど観た事がなかったのだが、やたら熱心なファンが多いし、スマホゲームもシェアNO.1の大人気だし、CMで流れてるアニメはクオリ>>続きを読む
姿勢を正して見るべき重い題材を、いとも簡単にエンタメに昇華しつつ、観れば全社会人が身につまされる思いになる作品だった。
「営業職」とは実に業の深い職業である。
特に、顧客が向こうから出向いて来てく>>続きを読む
あなたの人生は、あなた自身の決断の結果。
結論から言うと、これまで観てきた「湯浅政明」監督作品の中では、一番琴線に触れたストーリーだった事は間違いない。
が、やはり"無駄"かつ"虚実"が入り混じり>>続きを読む
緻密に描かれているけど腑に落ちない、大どんでん返しサスペンスアクション。
アメリカ「CIA」には「オーバーウォッチ」という作戦が存在する。
オーバーウォッチとは、ドローンやハッキングなどで敵の位置>>続きを読む
「アメリカ」と「ロシア」の共闘という"非現実感"を、"圧倒的窮地"を描く事でエンタメにねじ込んだ超大作。
これが「ワイスピ」の製作陣の作品と言われたら納得せざるを得ない程の、ゴリゴリパワープレイ全開>>続きを読む
久々にここまで"生真面目"に作られた映画を観たような気がした。
20年前、飛行機事故から生還した「木山慎一郎」は、ある日突然"死期が迫った人が透けて見える"特殊な能力が自分にある事を知り、困惑しなが>>続きを読む
「印パ」の問題に勇猛果敢に斬り込みながら"シリアス"には決して描かない"懐の深さ"が際立つ作品だった。
これまでも「きっと、うまくいく」や「PK」「バーフバリ」シリーズなど、ボリウッド映画はちょいち>>続きを読む
※今回は一人語り形式でお送り致します。
ほーん、原題って結構作品毎に違うんだ。
1.「ザ・ファスト・アンド・ザ・フューリアス」
2.「2ファスト2フューリアス」
3.「ザ・ファスト・アンド・ザ・フ>>続きを読む
「アイスブレイク」とは、初対面の相手などに対して緊張をほぐしたり場を和ませて、コミュニケーションを円滑に行なえる雰囲気を作り、目的達成の為の積極性を促したりする手法の事である。
そう、皆様お気付きに>>続きを読む
「ジェームズ・ワン」ありがとう!と思わせてくれる、まさに"映像特化型"の傑作だった。
「ユーロミッション」はハマらなかったが、こちらは問答無用で最高!
「スカイミッション」は今回が初見なのだが、何>>続きを読む
"メロドラマ"にも水を差さずに付き合ってくれる「優しい世界」それが「ワイルドスピード」
ワイルドスピードシリーズは「MEGAMAX」から、とんと観なくなっていた。
というか、MEGAMAXまではT>>続きを読む
色々な"掘り下げ"が全体的に足りていないように感じてしまい、"消化不良"を起こす作品だった。
「湯浅政明」監督の作品は、ハマる人にはハマるけど、そうじゃない人にはとことん腑に落ちないものが多いイメー>>続きを読む
23日より「ユナイテッドシネマとしまえん」にて特別上映されている「"ギア4"DXバスターコールエディション」なるものがあると知り、2週我慢をしてようやく鑑賞。
これはヤッバイの作っちゃったね。笑>>続きを読む
ゆぅれる〜ゆ〜れる〜フ〜ンフフフ〜ンフフフ〜ンが〜またフフフフ〜ンフ〜ン♪
昨日チケットを予約してから今日までずっとこの調子で、自分でも意外な程楽しみだったようだ。
「年の瀬恋愛ドラマ」というスペ>>続きを読む
仮面ライダー目当てで戦隊シリーズには全く興味がないが、観てしまったので律儀にレビュー。
マジレスすると、話の展開がこれでもかと言わんばかりのご都合主義感満載で、そんなに無理矢理作るんならいっそ辞めて>>続きを読む
今から凄く矛盾した事を言うが、驚かないで聞いてほしい。
この映画はめちゃくちゃ"チープ"でめちゃくちゃ"くだらない"。
だからこそ、映画館で観なくては"駄目"なのだ。
今作は「仮面ライダージオウ>>続きを読む
「間違っている」事が決して「不幸」の原因ではないと伝える為の映画。
はじめに伝えてしまうと、この作品の結末は明確な「バッドエンド」を迎えて幕を閉じる事になるのだが、その提示の仕方には我々が普段何気な>>続きを読む
「第九」の"ザコっぷり"を露呈させる"逆PR動画"を観させられた気分になる、なんだか宙ぶらりん感が拭えない作品だった。
まず気になったのが、色んな要素が結局なにも活かされず物語が進行していく点だ。>>続きを読む
型落ちの「トイ・ストーリー」
こんなイメージが、鑑賞中脳裏をよぎった方も多くいるのではないだろうか。
それは、人間の預かり知らないところで繰り広げられる「ペット」達による独自のコミュニティを描いた>>続きを読む
誰が死んでも一切悲しくならない、突き抜けた表現で描き切る「因果応報」系傑作エンタメ。
この作品を観てまず真っ先に感じた事は、非常に日本の「漫画的表現」に溢れた映画であったという事だ。
この作品は、>>続きを読む
「疑似家族」だからこそ意味がある、生きていくうえでの「ワガママ」とは一体なんなのかを問う作品。
「実話もの」である今作は「筋ジストロフィー」という難病に侵された「鹿野靖明」が、生涯を通して貫いた「夢>>続きを読む
大人ぶれば全てが"至高"に思えてくる「雰囲気映画」の"極致"のような作品。
まず、この作品は運送業でアルバイトをする小説家志望の男「ジョンス」が、配達に立ち寄ったデパートの入り口でキャンペーンガール>>続きを読む
今作は、"真犯人までの道のり"を親切にもガイドしてくれる「推理不要」系サスペンスミステリーであった。
というか、これはミステリーではなく「ハッピーフライト」のような"お仕事ムービー"として鑑賞した方>>続きを読む
「偽物」は如何にして「富と名声」を得る事が出来たのか。
以下、本レビューは「ビッグ・アイズ」のネタバレを含みます。
1960年代のアメリカといえば、「J.F.ケネディ大統領」の誕生や、愛と自由を謳>>続きを読む
世間の"ミーハー"根性を浮き彫りにしてしまった「細田守」の"真価"は次回作にこそ試される。
まず、僕から見た細田守監督に対する総評だが、個人的には出世作である「時をかける少女」が彼のピークであり、そ>>続きを読む