ゴダールの映画史 第8章 徴(しるし)は至る所にの作品情報・感想・評価

ゴダールの映画史 第8章 徴(しるし)は至る所に1998年製作の映画)

HISTOIR(S) DU CINEMA:Les signes parmi nous

製作国:

上映時間:37分

4.3

『ゴダールの映画史 第8章 徴(しるし)は至る所に』に投稿された感想・評価

麻婆

麻婆の感想・評価

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これは、歴史における映画の立ち位置なのか、行商人が映画だというあそこでグッときた。無の神秘、無は存在しないのか、思想と思想をモンタージュする、言葉は便利だが歴史を書くのにどれだけの力が必要か。愛のイ…

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このレビューはネタバレを含みます

長い旅の終わり
映画の歴史がこの映画の終わりとともに終わってしまうような感覚
数えられないほどの映画の誕生
そして映画との決着
偉大な作家たちの死
しかし彼らの映画は歴史の中で生き続ける
映画は人…

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今私に言えるのは、映画の唯一で最大の問題は、なぜどこでショットを始め終わらせるかだ。
qwerty6

qwerty6の感想・評価

5.0

43-8
Jean-Luc Godard(1930-2022.9.13)
Charles-Ferdinand Ramuz(1878-1947)
《Les Signes parmi nous》(19…

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映画史の終わりを自分の顔で終わらせるとはとんでもないですが、それが許されるのは、ここまで映画について考えている人はゴダールしかいないからでしょうね。

超メンヘラゴダールが築いてきた膨大な思考の断片を拾う感覚でこのシリーズを観てきたんだけど、それってヒップホップのサンプリング元を掘ってる時の感覚と似てる。何においてもルーツリスペクトの精神が大事だな…

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harunoma

harunomaの感想・評価

5.0

青山真治とゴダールが同じ年に亡くなる、今年は喪に服す間もない。
私が亡くなれば、シネマは死ぬだろう(あるいは映画は映写されなくなった時)とは、予告ではなく事実であり、小津しかり、フォード然。
ゴダー…

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S

Sの感想・評価

4.0

2022/09/06
愛知芸術文化センター開館30周年記念
国際芸術祭「あいち2022」連携規格事業
第26回アートフィルム・フェスティバル

最終章は、1971年からゴダールの公私に渡るパートナー…

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parkoldies

parkoldiesの感想・評価

4.0
冒頭で「私に」「愛」という2語があったのがなんとも言えない哀愁を醸し出していた。

初っ端から最後までゴダールでした。
まさに「ゴダールの」映画史でした。
ysm

ysmの感想・評価

5.0

危険は道具にあるのではなく、我々の手の弱さにある

人間としての人間はまさしく創造者だが、創造された創造者だ

語るのではなく自ら語られる 自ら書かれるフローベール、ドストエフスキー、自ら曲となるガ…

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