マリーを買う、村の男女のグロさ醜悪さを煮詰めきった果てに待つ炎上で、ギリ痛快で終わる。階級とかは関係ない、直感レベルに宿る知性と反抗心みたいな話で、山中瑶子監督が呼ばれた所以に腹落ちした。山中監督が…
>>続きを読む映画の主題を押し付けがましい映画というジャンルが自分の中にあるのだが、この映画はそうならないように妙な演出がところどころ差し込まれていた それによって観客の没入や主人公への感情移入を逸らしている感じ…
>>続きを読む男たちの虚言を映すバストアップには切り返しがなく、映画の話にだけマリーへの切り返しが用いられていて、マリーと監督自身の重なりと映画への思いに胸を打たれました。
アフタートークでは、監督が22歳でブ…
消費社会へのアンチテーゼを段階的、加速度的に貯めていき最後に全て無に帰す批判性に痺れる。
男性のおろかさ、虚しさ、グロテスクさを余すことなく映してはいるものの、登場人物たちが置かれた環境や、男性をい…
男ども+女領主に家の扉を暴力的に叩かれて親友の黒山羊をぶっ殺され涙を流したクローズアップからスイッチが入る。家を焼く際にもう一度同じ構図で燃えるような赤いコートを着ている。村の外に連れ出すアンドレ(…
>>続きを読むWe,especially WOMAN, must lead our lives.
It's not for others.
It's only for our own's.
自分の価値…
アルゼンチン出身・フランスの女性映画監督ネリー・カプラン(1931-2020)作。
新シュルレアリスト・先駆的フェミニスト映画作家と呼ばれているようです。
フランスの小さな農村が舞台。
農場主イレ…
©1969 Cythère films – Paris