海賊のフィアンセの作品情報・感想・評価

『海賊のフィアンセ』に投稿された感想・評価

ヨラ
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このレビューはネタバレを含みます
ラフォンの存在感が有無を言わせぬ説得力。最後凄惨な展開にならないか心配しちゃったけど、ラフォンの方が上手でした。赤のコートに金色のバッグとハイヒールというコーデ、めちゃよいと思います
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ネリー・カプラン監督作。ベルナデット・ラフォンがいつものド迫力で、ジプシーの娘として町で差別されつつ、男たちからは魅惑の娼婦として必要とされ、矛盾を抱えた存在として君臨する。ラフォンだから気丈で、村…

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昼
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2回目。若い童貞男に「ただでやらせる」時に、唐突に始まる手持ちカメラのいやらしさが妙に心に残る。
このレビューはネタバレを含みます
セリフは一言一句覚えてね系だったらしい
私の価値は私が決める
昔から変わらない社会のエグさ
2025.116
mns
3.5

マリーを買う、村の男女のグロさ醜悪さを煮詰めきった果てに待つ炎上で、ギリ痛快で終わる。階級とかは関係ない、直感レベルに宿る知性と反抗心みたいな話で、山中瑶子監督が呼ばれた所以に腹落ちした。山中監督が…

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映画の主題を押し付けがましい映画というジャンルが自分の中にあるのだが、この映画はそうならないように妙な演出がところどころ差し込まれていた それによって観客の没入や主人公への感情移入を逸らしている感じ…

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 本作のアクションにインプロヴィゼーションが宿っていないとしたら,カプランは映画史において最も重要なアクション指導者ということになる.
GMF
4.5
昨今のトレンドである女から男への復讐劇、に留まらずアナキズムにまで達していて良かった。骨太かつ軽やかで飄々とした作風も映画として理想的。
4.0

男たちの虚言を映すバストアップには切り返しがなく、映画の話にだけマリーへの切り返しが用いられていて、マリーと監督自身の重なりと映画への思いに胸を打たれました。

アフタートークでは、監督が22歳でブ…

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RYO
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フェレーリ『最後の晩餐』とか60年代ブニュエルとか思い出していたらバスの車体に『昼顔』(笑)。

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