海賊のフィアンセの作品情報・感想・評価

『海賊のフィアンセ』に投稿された感想・評価

mns
3.5

マリーを買う、村の男女のグロさ醜悪さを煮詰めきった果てに待つ炎上で、ギリ痛快で終わる。階級とかは関係ない、直感レベルに宿る知性と反抗心みたいな話で、山中瑶子監督が呼ばれた所以に腹落ちした。山中監督が…

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映画の主題を押し付けがましい映画というジャンルが自分の中にあるのだが、この映画はそうならないように妙な演出がところどころ差し込まれていた それによって観客の没入や主人公への感情移入を逸らしている感じ…

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GMF
4.5
昨今のトレンドである女から男への復讐劇、に留まらずアナキズムにまで達していて良かった。骨太かつ軽やかで飄々とした作風も映画として理想的。
4.0

男たちの虚言を映すバストアップには切り返しがなく、映画の話にだけマリーへの切り返しが用いられていて、マリーと監督自身の重なりと映画への思いに胸を打たれました。

アフタートークでは、監督が22歳でブ…

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RYO
-
フェレーリ『最後の晩餐』とか60年代ブニュエルとか思い出していたらバスの車体に『昼顔』(笑)。
4.0
このレビューはネタバレを含みます

《フランス映画と女たち PART 3》⑥
*上映終了後、山中瑶子さん(『ナミビアの砂漠』他、映画監督)によるアフタートークあり。

"自分の価値は自分が決める!"

物乞いから女王様に...
"マリ…

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山中監督トーク付き上映
なんとしても呼ばれたの納得の作品だた。

カナは一瞬泣きじゃくるけど、マリーは泣かなかったね。
mi
4.2

消費社会へのアンチテーゼを段階的、加速度的に貯めていき最後に全て無に帰す批判性に痺れる。
男性のおろかさ、虚しさ、グロテスクさを余すことなく映してはいるものの、登場人物たちが置かれた環境や、男性をい…

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ENDO
4.0

男ども+女領主に家の扉を暴力的に叩かれて親友の黒山羊をぶっ殺され涙を流したクローズアップからスイッチが入る。家を焼く際にもう一度同じ構図で燃えるような赤いコートを着ている。村の外に連れ出すアンドレ(…

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1990
-

We,especially WOMAN, must lead our lives.
It's not for others.
It's only for our own's.




自分の価値…

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