
マリーはあまりに危うすぎる。おそらくあまりものをわかっていない。マリーが物を得る過程は知識を得ていく過程であって、そうすることでマリー自身が搾取する側へと成り上がるわけだが、しかし彼女は、私たちが想…
>>続きを読む搾取され続けた女性の痛快な仕返し劇これも最近の流れだと「村映画」というジャンルになるのかな。「個人vs組織」という構図自体大好き。
ジプシーという出身から奴隷のようにこき使われ、男女問わず慰み者に…
強烈。説明させない、立ち止まらずに次へ次へとカットで進ませる展開がマリーのキャラクターを投影しているかのように爽快で力強い。それでも途中で出てくる映画をバーで上映をしてるおじさんにはマリーが人間とし…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
保守的な村社会で周縁化された主人公マリーは、母の死をきっかけに、自分を蔑んできた村人や男性たちに性的に抗いながら、知性と肉体を武器に搾取の構造を逆転させていく「現代の魔女の物語」とも言える作品。
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終始怒りのこもった目が印象的
母が死んで生きるために娼婦になるしかなかった悲観的な女じゃなく、己を虐げてきた村や男への怒りに満ちた女の復讐劇
歩き方もとてつもなく堂々としててあの村の男たちでは絶対…
「シャルルとルシー」が好みだったので、最終日にもう一本。
この街の老若男女はみんなマリーが大好きだ。
それは大部分、身体目当てではあるけども、自由に生きている彼女を通して、退屈な日常や不自由を脱した…
海賊=海の遊動民(シー・ノマド)、定住社会のルールに縛られない自由民。
川島雄三が『女は二度生まれる』で根アカなビッチ、不見転芸者の若尾文子を通して描いたことは、定住以降の常識(“所有”という概念…
私の価値は私が決める
【感想】
娼婦を軸に暴かれる脆弱な男性社会。
《昼顔》や《アノーラ》との共通点と差異が興味深い。笑えるシーンも結構多かったように思うが劇場はほとんどうけておらずまぁそんな日も…
©1969 Cythère films – Paris