個人的にゆるやかに進んでいくタイプの映画は好きですがこれはうーん、(笑)でした。
特に私がそれを感じたのはお義母さんの息子に対してのベタベタなスキンシップです。
終始ベタベタで、正直気が引けてしまい…
前から気になっていた川村元気監督「百花」を、ようやく見てきた。
人間が生きていく上で欠かせない忘却についての物語とも言える。もし人間に記憶を消し去る能力がなかったら、大変なことになってしまう。しか…
自分の祖父が認知症になった時、他人事だと思ってたことが、そうじゃなくなった気持ちを思い出した。
原田美枝子さん演じる百合子、菅田将暉さん演じる百合子の息子・泉。認知症の症状が進む百合子を見つめる泉…
お互いに絶望を味わったうえでの今の親子関係が、泉と母さんをみて苦しくなってしまった。。
記憶の曖昧で会話が止まってしまう泉の表情と秒間。カメラワークがより2人の距離を感じ、受け入れることが出来ない泉…
お母さんが無くしていく記憶、認知症の母の面倒を見ることで思い出していく息子の記憶、その交差点には過去のとある出来事が2人にとっては進めない残酷な記憶だったというお話。
川村元気っぽいなぁ
半分の…
作中で不穏な空気が漂い始めるとBGMのピアノ曲が転調し短調になるのは人の不安を上手く煽る演出だった。これから母になる香織と、認知症が進行し母では無い「何か」になっていく百合子との対比が凄まじかった。…
>>続きを読む今年間違いなくNo. 1の作品。
やっぱり川村元気さんが大好きだ。
「世界から猫が消えたなら」が本当に好きなので今作も、と公開日に観に行ったが案の定、期待以上のものを届けてくれた。
特にクライマック…
2022.9.9
「記憶」を描いた物語。
原作は3回読み、原作者であり今回は監督も努める川村さんがどうやってあれを映像化するのかずっと楽しみにしてました。原作の段階からかなり緻密な風景描写があり…
Filmarks主催の東宝試写室での試写会。
実際に15年もの間、自宅で若年性アルツハイマー症の母を介護してきた私がこの映画を観たらどういう気持ちを思い出すのだろう?身体を動かすことも、話すことも…
Filmarksの試写会とティーチインに参加しました。
私には、高齢の親がいて子供がいます。
また泉と同じく、向き合う事が出来ず蓋をしている経験もあります。
その点で、私百合子と泉のどちらにも共…
©2022「百花」製作委員会