密告(たれこみ)の作品情報・感想・評価

密告(たれこみ)1968年製作の映画)

製作国:

上映時間:89分

3.7

『密告(たれこみ)』に投稿された感想・評価

安藤昇のヤクザノワール。
撮影がずっとカッコいいから見ていられる。
瀬川昌治と永井素夫の脚本を、瀬川が監督したサスペンス仕立てのギャング者。出所した安藤は、密告者への復讐しか考えていなかった。その調べは、探偵、捜査もののような面白さ。

任侠もの・ヤクザものにいかないギリギリのセンだろうか。
ストーリーはありきたりだけど、ところどころで変わった演出が目に付く。
喜劇もできて、こういうハードボイルドもできるという瀬川監督。今でもなかな…

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大好きな木村功さんが助演。
序盤回想での沈黙が続く不思議な映画。

ヤクザ→ケーキ屋と言う転職の温度差もすごい。
ぴよ
5.0
(16mm)
めちゃくちゃ面白い。何より撮影が素晴らしい。

そして、安部徹ファン必見。
撮り方がかっこいい〜
鏡に映った主人公を映すやつってハードボイルドものあるあるなんですか?

その日見た1本目の映画(七人の挑戦者)に引き続きみやこさんが出てきて、昔の女の役で笑った

メルヴィル的おしゃれ安藤昇ノワール。ありがとうございます。高速道路のトンネルの明滅するライトに照らされる安藤昇、そのまま真っ暗になりタイトル、の流れがかっこいい。木村功のレトロ可愛いケーキ屋は近所に…

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4.0

8年の務めを経て仮出所してきた男が自分を陥れた相手を探す。

常に半目でポーカーフェイスの安藤昇の底が知れない佇まいに見入る。木村功の息子とじゃれる時は唯一笑顔。

トラックに追い回され砂に埋も…

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安藤昇の和製ノワール。瀬川前年の『暗黒街シリーズ 荒っぽいのは御免だぜ』は実験的で奇っ怪なノワールだったが、こちらはきっちりジャンルの枠内に収めた仕上がり。ただ砂利集積場で突如始まるダンプカー軍団と…

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トンネルの光で安藤昇の顔が浮かび上がるオープニングからカッコいいカットが続出。『荒っぽいのは御免だぜ』をブラッシュアップしたようなテイストのハードボイルド・アクション。ダンプを使った大掛かりなカーア…

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