「乾いた湖」(1960)に次ぐ篠田正浩監督×寺山修司脚本の2作目。ポップなアクション・スラップスティックコメディ。岩下志麻(当時20歳)が篠田監督の映画に初出演。助監督に山田洋次。
8人の殺し屋が…
殺し屋蠢く社会派犯罪劇をシュールなコメディタッチで描き、編集はポップかつ実験的という60年代ならでは作品。
脚本は寺山修司で、日活アクションのパロディを意識したのだとか。
公開当時は奇抜なアート映…
結局こういうのをみずにはいられない、すきだから、
かわいいオープニングから始まって最高の歌、キャスト、だったはずだけどテンションは降下気味
端から端まで決まっていてキザがキザでなくなるような画面はた…
「殺しの烙印」のずっと前に、若干25歳の寺山修司が書いた殺し屋大集合な犯罪喜劇。
殺し屋グループの面々が岡本喜八的で、山本直純ジャズとポップな色使いが楽しい娯楽作品…なのだが日活アクションへのパロデ…
日活などで量産されていた殺し屋映画のパロディのはずが、寺山修司によるぶっ飛びすぎた脚本のせいで違う次元のアバンギャルドな作品に。そのせいかあまり笑えないけど。どちらかと言うと後年の大和屋竺や鈴木清順…
>>続きを読む軽妙洒脱なノワールコメディといった趣。ポップなオープニングから期待が高まるが、繰り返し歌われるテーマ曲や随所で挟まれる詩にやはり寺山修司と感じつつ、なんといっても"END"と名づけられた山羊を抱く炎…
>>続きを読む当時の映画雑誌より、作品の背景について…
前年、城戸四郎から大谷博が社長に就任したことで、新しい松竹カラーを模索し「松竹ヌーヴェルヴァーグ」を推しだした。
しかし、それらの興行不振や『日本の夜と霧』…