【鑑賞メモ】
夜の河川敷。
流れてゆく電車の光。
立ち尽くすケイコ。
この監督は、東京を映すのが上手いなぁと思う。
カオスで近未来的な「TOKYO」ではなく、煌びやかで気取った「トーキョー」でもな…
聴覚障害者の方にとって、唇を読む事は日常的に凄く重要だと思うんだけど、この作品はマスク社会のコロナ禍も描いていて、当然唇を読める訳もなく、複雑な気分で考えさせられた。
特に警察官のワンシーンは嫌な意…
冒頭より鬱屈した表情しか見せないケイコが後半で表情を鮮やかに変化させる過程が丁寧に演出されていて、非常に良かった。
劇伴を排して、環境音や息遣い、ステップの音、打撃音など、音を大事に作られているのも…
『日常の喧騒から逃れ、静かに「自分」を見つめたいあなたへ』
三宅唱監督の『ケイコ 目を澄ませて』は、聴覚障害を持つ女性プロボクサーの日常を、誇張のない誠実なトーンで描く傑作です。この映画は、勝利の…
河川敷、川沿い やっぱりすきだ(T . T)水面、光と影、いろ
この映画はほんとうのことをやってくれて好きだった 人生に救いなんてないしうまくはこぶことの方が少ないし会いたいけどもう会えない人がいる…
25130
主人公のケイコを演じてたのが役者さんというのがまず驚いた。ケイコにしか見えない。
冒頭のミット打ちからすごいし、このミット打ちがその後何度も出てくる。これがケイコにとってのボクシングであ…
あんな優しさが映画にあったとは
あんなに優しい映画があったのか…。というより、あんな優しさを秘められる可能性が映画にあったのか。
ひたすらに感動した。
映画の音について、最近よく考えるのだが、…
©2022 映画「ケイコ 目を澄ませて」製作委員会/COMME DES CINÉMAS