久々の邦画、初めてのテアトル新宿。開場前、ごった返すロビー。ちょっと新鮮。
延々と続くミット打ち、
ロードワークが無駄無く淡々と進む。
試合は打たれっぱなし。勝っても。
翌日も仕事、2ヶ月後に試合…
元ボクサーの自叙伝「負けないで」を原作にしたこの作品
そして純文学的にこの物語が描かれている。
聾唖
健常者には嫌でも入ってくる音 雑音
音の周波数が捉えられないケイコ 彼女の世界
ボクシングを始め…
聴覚障害を抱える元プロボクサー・小笠原恵子の自伝『負けないで!』が原案。先天性の聴覚障害で両耳が聞こえない、下町のボクシングジムに通うプロボクサーのケイコの話。通っているジムが閉鎖されるということ以…
>>続きを読む劇的である必要はなく、自然を装いすぎる必要もない。
伝えたいことは伝わらず、伝えなくて良いことは伝わってしまう。見なければならないことは見えず、見えなくて良いものが見えてしまう。
こういった不具合…
日常音、映像の質感がレトロで、冒頭から一気に引き込まれるような映画でした。
ラストBGMを使わずに日常的な音が使われていて、縄跳びの音で終わるのも未来が明るいような感じがしてよかった。
花さんの手…
©2022 映画「ケイコ 目を澄ませて」製作委員会/COMME DES CINÉMAS