キャストとタイトルに惹かれて観た。
なんて言うんやったっけこういうジャンル。危機管理的なやつ。アメリカとかであるやんか。
内容は失敗したシンゴジラと失敗した 新幹線大爆破を足して1.7ぐらいで割っ…
今のご時世にぴったりだし、エンタメの世界から今、改めて右翼思想を考えるということも含めて新幹線大爆破じゃなくてこっちをリメイクしたら良かったのに。
渡瀬恒彦の狂人ぶり、演技と最期が怖〜い三國がた…
〖1970年代映画:サスペンス:小説実写映画化:松竹〗
1978年製作で、小林久三の小説を実写映画化で、もし現代の日本で自衛隊のクーデターが起こったらという構想のもとに、その恐怖と巨大なうねりに翻弄…
安保闘争や三島の死の記憶が色濃い年代、つまり平和ボケの対称として右翼的思想がまだ一定の価値観を形成していた時代らしい物語。クーデターを計画した軍人達が愚かなのか、それを秘密裏に鎮圧する政府こそ傲慢な…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
各地のクーデター部隊がアッサリ鎮圧されてしまうのが無情で良かった。
主人公が拷問死寸前の親友にとどめを刺して、列車が走り出すところが良い。軍帽をかぶるとつばで眉が隠れて人間味のない顔になりそれがかっ…
つまらない。
イデオロギーとか時代とかではない。
吉永さんは死んではいけない。
愛とは、正義とは、信念とは、国民とは、国家とは、組織とは。
今となっては全てどうでもいいテーマ。
皆んなが幸せであ…
男たちの世界に紛れこむ吉永小百合の存在が、役者の「恪」もふくめて映画を難しくしている。クーデターを起こす首謀者の妻としては態度が不安定で、渡瀬恒彦にどっぷりなのかと思えば、狂っていることを冷静に指摘…
>>続きを読む©1978松竹株式会社