傷だらけの山河の作品情報・感想・評価

傷だらけの山河1964年製作の映画)

製作国:

上映時間:152分

ジャンル:

3.8

『傷だらけの山河』に投稿された感想・評価

若尾文子映画祭SIDE.B

西武鉄道グループ堤総裁の剛腕と醜聞を大衆誌に連載されたものが原作のようで、新藤兼人の絶妙な匙加減により、バカな男達の為のスケールのデカいメロドラマとして完成度が異常に高…

>>続きを読む
お金たっぷり持ってて妾が何人もいる男の話。疲れていたのかつまらなかったのか途中何度も意識が飛んだ。
欲とカネの実業家の末路。石川達三の原作を通俗的に仕上げた新藤兼人の脚本。長尺すぎる。
Jimmy
4.8

山本薩夫監督による骨太な大実業家を巡るドラマであり、主演は山村聰と若尾文子。
さすがの山本薩夫監督作で、権力と金・女・策略・弱者との違いを圧倒的に見せつける山村聰は適役。また、若尾文子は(2号などで…

>>続きを読む
面白い。西武の堤がモデル。華麗なる一族を先取り。その後原作も読んだ。

20250627
角川シネマ有楽町 2回目か。やはり面白い。
3.7
このレビューはネタバレを含みます

永田雅一製作、石川達三原作、新藤兼人脚本、山本薩夫監督。都の西北・埼玉辺りの鉄道敷設の経営者をモデルに、非道な実業家とその家族、妾、妾の家族のドラマを描いた社会派ムービー。

モデルは明らかに西武鉄…

>>続きを読む
4.0

様々な事業を展開するやり手実業家は複数の女性と関係を持っており…

ヤらしい役柄なのにどこか品がある山村聰。

父親の権力を利用しようと目論む妾の息子Aと父親との縁を切りたい妾の息子Bの対比も良…

>>続きを読む
4.1
山本薩夫特集。あやや目当てで鑑賞。テンポの良いストーリー展開で、あっという間に152分が過ぎていった。内容は西武グループの創業者、堤康次郎をモデルにした骨太の社会ドラマ。
Gocta
-

鉄道会社を中心とする企業グループの会長が、国民のためと言いつつ弱者を切り捨てて鉄道新路線開発などの事業を進める一方で、私生活では契約的発想で4人の愛人を持ち、家族とも合理的に徹底した態度で接する物語…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事