若尾文子映画祭side B @シネ・ヌーヴォ
若尾文子というより、山本薩夫監督として観たかった作品。原作は石川達三で脚本が新藤兼人。石川達三は第一回芥川賞受賞。これは期待が高まります。
西武の堤…
1964年製作公開。原作石川達三。脚色新藤兼人。監督山本薩夫。観ておきたい作品だったので楽しみにしていた。タイトルから壮大な政治ドラマであると勝手に思い込んでいて、え?西武の堤康次郎がモデルの話じゃ…
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西武鉄道グループ堤総裁の剛腕と醜聞を大衆誌に連載されたものが原作のようで、新藤兼人の絶妙な匙加減により、バカな男達の為のスケールのデカいメロドラマとして完成度が異常に高…
山本薩夫監督による骨太な大実業家を巡るドラマであり、主演は山村聰と若尾文子。
さすがの山本薩夫監督作で、権力と金・女・策略・弱者との違いを圧倒的に見せつける山村聰は適役。また、若尾文子は(2号などで…
永田雅一製作、石川達三原作、新藤兼人脚本、山本薩夫監督。都の西北・埼玉辺りの鉄道敷設の経営者をモデルに、非道な実業家とその家族、妾、妾の家族のドラマを描いた社会派ムービー。
モデルは明らかに西武鉄…
様々な事業を展開するやり手実業家は複数の女性と関係を持っており…
ヤらしい役柄なのにどこか品がある山村聰。
父親の権力を利用しようと目論む妾の息子Aと父親との縁を切りたい妾の息子Bの対比も良…