迷走地図の作品情報・感想・評価

『迷走地図』に投稿された感想・評価

清張原作を野村芳太郎が脚色、監督、製作した政界を舞台にしたサスペンス。だが、勝新太郎のどこかとぼけた演技により、コメディ色も醸し出している。
梅田松竹にて
inodon
3.8

清張にしては面白い話なのに、勝新太郎と伊丹十三が画面に出てくるとリズムが落ちる。カツシンは突拍子もなく自然児だし、伊丹十三は役をこねくり回してしまうきらいがある。岩下志麻と松坂慶子は予想以上によかっ…

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すし
3.0
忖度なしの腐った政治権力社会がズバズバ描かれていて見応えッ
良心が失われていく世界、こわすぎる
松坂慶子めちゃくちゃかわいい!!
20250311
55

当時の松坂慶子に「パパ」ってしなだれかかられたら、上がり鯰必至だわw
「蒲田行進曲」の小夏風台詞回し入ってたのにクスリときたじゃない!
何気に一番美味しいのが加藤武の秘書役w
志麻姐さんはさすがの貫…

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『砂の器 映画の魔性』(樋口尚文・著/筑摩書房・刊)出版記念
監督・野村芳太郎が描く、作家・松本清張の世界
緑
3.5
このレビューはネタバレを含みます

勝新太郎が首相になる機を得るも、
岩下志麻が渡瀬恒彦へ送っていた
ラブレターが残されていたせいで
煮湯を飲まされる話。

原作未読。

長尺の中、金と色と思惑が入り乱れ、
おもしろかった。
最初に大…

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AONI
3.5
岩下志麻と勝新太郎が演じる政治家夫婦の演技バトルが、全てをかっ攫う。

80年代の大作というのは概ねそうだが、とにかく登場人物が多く、且つ各々がメインキャスト級なので目が回る。
クレジットは勝新がトップだが出番はそう多くなく、実際は誰が主演なのか分からない。
前半は渡瀬…

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3.7

2/12@ラピュタ阿佐ヶ谷

次期総理有力候補の勝進太郎。

豪華キャストの演技合戦が見所。
スピーチ、会見のシーンなんか妙にリアル。
個人的助演男優賞は津川雅彦。

宇野重吉&寺尾聰の親子に津川雅…

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一
-

松本清張としては気概を持って政治批判・風刺ってことで書いた話なんだろうに、勝新を筆頭に役者陣の演技の軽いこと軽いこと。カリカチュアが過ぎるが、生き生きしていて楽しそうだし、観てるこっちもそれだけで充…

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