午前4時にパリの夜は明けるの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『午前4時にパリの夜は明ける』に投稿された感想・評価

3.7
「他者は過去の私たち 他者が垣間見るのは私たちの破片や断片だ 彼らは私たちの夢を見る でも他人同士だ 私たちはいつも素晴らしき他人 彼らが生んだ夜の乗客 部屋の奥に映るおぼろげな影」
ロミ
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邦題にある“午前4時”とは自然現象としての夜明けの時間ではなく、深夜番組である『夜の乗客たち』の放送が終了する時間だ。

それまでの時間に、それぞれの人々は社会的な肩書のない個人/孤人として静かに他…

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7/29
記録


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2025/07/30
2回目。
2日連続で観てしまった。

孤独というものが昔は常に側にあったのに、いつの間にか考えなくなっていたことに気付かされた。考えなかったので…

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夜中から明け方のキンと澄んだ空気感を堪能
パリの街を背景に、窓辺に腰掛けてタバコを吸うエリザベートの画があまりにも美しくてグッとくるものがある。

なぜいま、80年代なのか?

「他者は過去の私たち…

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シャルロット・ゲンスブールが
素晴らしかった。

 最初に絶望が提示され、そこから徐々に立ち直っていく物語に思える。


 しかし実態はどうか。事実としては前に進んでいる。だが形而上的な希望は見えない。彼らはどこへ進んでいきたいのだろう。時代とはそ…

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過激でもアートでも作家主義的でもない普通のフランス映画

本当に80年代パリにこの撮影の質感が見合ってるのかはわからないが、深夜のラジオ局、人気の少ないパリ、高層マンションの一角にある部屋、主だった…

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まあまあよかった

オープニングから
好きなテイストの予感💕

シングルマザーになった
エリザベートは子供を養うため
深夜のラジオ番組の仕事に就く
そして番組で出会った家出少女の
タルラを自宅に招き入れることに

エリ…

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