カリガリ博士のネタバレレビュー・内容・結末

『カリガリ博士』に投稿されたネタバレ・内容・結末

異常が連鎖していく最後だけ良かった。

「カリガリ博士」1920,ドイツ
監督:ロベルト・ヴィーネ

・ドイツ表現主義の代表作、ホラー
・美術:歪んだセット、コントラストの強い照明による白と黒が印象的、おどろおどろしい感覚を美術から伝えよ…

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今でこそ夢オチは定番の手法ですが、約100年前の作品だということを鑑みれば、いかに斬新な映画だったのかが分かります。
画面が全体的にぼやーとしていたこともあって、登場人物の識別に若干苦労しました。

1921年。無声映画。ガリガリじゃなくてカリガリだった。

見せ物小屋にいる夢遊病の男が、カリガリ博士は殺人犯じゃあああっつって(言ってない)たら夢遊病の男の妄想でしたって言う夢オチの元祖。多分。

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作品紹介を読んで、どんでん返しがあると分かっててもなかなかのどんでん返しでした。
日本大百科全書によると精神病患者の妄想オチは後からついたもので、国家の人民への精神的な操作を批判したものらしい。
距離感がバグりそうな表現が面白い

2024年31本目。
とりあえず1時間くらいでなんか…という軽い気持ちで見始めたけども、見慣れない無声映画に集中力が途切れ、登場人物の顔の見分けがつかないせいでオチの意味がよく分からんかった…無念。…

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予言(余命?)を宣告された時の男の演技がよかった。
ひきつった表情で笑ってるような泣いているような顔。

この時代から「今まで見てきたのは実は主人公の妄想でした!」という展開があったんですね。

「殺人鬼チェザーレ」

ジェーン「(キャー!助けてぇ!)」気絶
チェザーレ「(このまま連れ去ってやる!)」逃 
     「(…思ったより重いぞ。ハァハァ。もう無理。ずっと寝てたし体力ないわ。限界。…

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シナリオが凝ってる作品としては最初期のもの。カリガリ博士の命令で殺人を犯す夢遊病患者のデザイン、なんか見覚えがあると思ったら、これをもとにデザインされたのがシザーハンズと聞いて納得。
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