赤い手裏剣の作品情報・感想・評価

「赤い手裏剣」に投稿された感想・評価

3つの一家が争う宿場に流れてきた雷蔵が何かとかき回す、西部劇風なアクション時代劇
いきなり馬に乗って現れて、カブいた格好でうろつき、各家に取りいり潰していく
最後までその正体は明かされず、危険な場面すらほとんどなく完璧に仕事を遂げる
手裏剣推しだし、公儀隠密か何かなのかなー
大映って悪役弱いイメージあるけど、この頃になるとだいぶマシか
東映出演の多い山形勲や吉田義夫、南原宏治とかなかなかアクの強いのが出てきますし、春川ますみもお似合いの役です
あとは常連の伊達三郎や木村玄、この2人ほんといつ見てもいる!顔見るとホッとするくらい
世界観は座頭市に近いけど、主演が雷蔵なので、どこかさわやかで綺麗、ひょうひょうとしていてある意味優しい作品かなと
眠狂四郎や大菩薩峠のようなニヒルな雷蔵もいいけど、こういう正統?な明のヒーローの雷蔵もいいんだよねー
三つ巴のやくざ組織の抗争がある宿場に流れ者の市川雷蔵があらわれて三つの一家を同士討ちさせて金を巻き上げようとするおはなし。つまり古今東西に数多ある用心棒フォロワーのひとつであり、相手取る組がひとつ増えたことや、流血描写のインフレ具合から当時の日本映画がマカロニウエスタンと相互に影響し合っていたことがわかる。雷蔵のキャラクターがニヒルというより単にキザで嫌なやつに見えてしまうのが難点か。血染めの手裏剣乱れとぶ!
まるで西部劇な時代劇。市川雷蔵が黒澤『用心棒』のごとく、町のやくざ三大勢力を口八丁で同士討ちにする。
『用心棒』よりも全然面白く、手裏剣使ったときの編集が最高だわ!! 
夕暮れの撮影が見事だなぁ~と思ってたら、カメラは宮川一夫大先生。

しかし、本作の春川ますみは、ヤれるかヤれないかのほんと当落線上にいるなぁ~
迷うなぁ~
tapes201

tapes201の感想・評価

3.5
米版DVDにて。大藪氏原作雷蔵版用心棒すかね。ウエスタン風味溢れる小気味良い娯楽時代劇なんすが、あまりに重厚な映像と流石の大映美術。宮川一夫先生。南原宏治いい。春川ますみが艶っぽいっす。