城取りの作品情報・感想・評価

「城取り」に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

 徳川家康VS上杉景勝の流れの中、上杉にプレッシャーかけてる伊達政宗の城を浪人の主人公と仲間たちが奪っちゃおうとする話。

 主人公の浪人と友人の侍が上杉の家老の直江兼続に自分たちとわずかなお金で城を取っちゃいましょう。と提案してそれを実行しようとする。
 序盤は主人公たちが城へと向かう道すがらに仲間たちが集まっていくくだり。若造だったり巫女だったり火薬を扱える商人だったりと1人また1人と集まってくるのは見てて面白いです。
 役者さんも東宝の役者さんたちがいっぱい出演していて黒澤映画のような迫力でした。そして悪役が魅力的で親分の近衛十四郎さんに片腕の今井健二さんもカッコよかったです。

 ところが本筋の城取りからは強制労働させられた民衆を味方につけての攻撃になりますが、ここらへんからダルくて退屈でした。綿密なプランを立てて敵の防御をかいくぐって障害を突破していく攻防なのかと思いきや、これといって緊張感のない展開にしか感じられなかったです。
 そしてクライマックスの主人公の石原裕次郎さんと近衛十四郎さんの一騎打ち。チャンバラスターの近衛十四郎さんとをどうやってやっつけるのか楽しみにして見ていると、まさかの映像表現にズッコケました。

 けれどアクション時代劇として楽しめる映画だったと思います。
うちだ

うちだの感想・評価

3.0
全編に漂う黒澤感(笑) そこに近衛十四郎がいるのはなかなか面白かった。しかし最後の殺陣が裕次郎では相手にならず…。まあ向き不向きはあるよね。あと長すぎ。
後の隆慶一郎(池田一郎)の原点、ですね。
隆ワールドの全てがここにあるかのよう。

困難なミッション(城取り)に挑む主人公と、
彼の人間的魅力に惹かれて一人また一人と仲間が増えていく。
RPGみたい。

主人公があまりに無双でちょっと笑ったというか、
小説のそういう描写を映画化するとああなるのか…ってなんていうのかな、七人の侍ほどの緊迫感は無かったな。
まぁその辺も隆ワールドか。

あ、あとびっくりしたのが中村玉緒さん、若くて可愛い。