子供の暴力性を描く作品なのかと思っていたら、違った。
アイデンティティ確立前の何者でもない子供たちは学校という世界・友人で全てを判断してしまう。あんなことは起こってほしくない。
起こった事実に対す…
今まで何度も涙ぐんだことはあったけれど、本当に涙を流したのは初めての映画だった。
レオがレミを見つめる眼差しの変化を追うたびに、胸が締め付けられた。社会に適応しようと必死にもがくレオの姿と、変わら…
こういう思春期特有の世界はどの国も同じなんだね。そんなの自分が好きな人と好きにつるんでたらいいんだよ☺️と大人になった今なら強く言えるけど、あの年頃は本当に全てがもろくてすぐ揺れるんだよね。大人にな…
>>続きを読むなかなかすごい映画!
思春期の親密すぎる同性間の関係、周囲のからかい、ホモソーシャルな社会への戸惑い、適応する努力、広がる二人の距離、、といった超普遍的なテーマ。
なんだけど、既視感が全く無くて夢…
美しくて、辛いのが、目に見えてわかって、ずっと見られなかった作品。
何も裏切らない。
作品世界に美意識が貫かれていて素晴らしく、切なく、脚本は想像を遥かに上回る厳しさ。ある2人の人間関係に、ごちゃ…
児玉美月(映画文筆家)
「わからなさに耐えられない世界は、適切な『距離』を求めてくる。
あいまいさに耐えられない誰かは、仮初の『名前』を押し当ててくる。
どうしてぼくたちは、ただただ一緒にいるだけで…
映画の8割くらいずっと泣いてて目がパンパン。
アニメやよくある話だったら、周りに馬鹿にされても、お手本のような回答でのらりくらり交わして生きていけるのかもだけど、実際はそうはいかないよねって感じさ…
Versus Production 2022