被告のロレンスは、セネガルからの留学生。なぜ娘を殺したかと問われて、私もこの裁判でそれを知りたいと答える。人種問題を背景にしたミステリー仕立ての法廷劇。ただし「フランス社会への適応に失敗した第三世界…
>>続きを読む早稲田松竹
ラストの弁護人のことばに鳥肌がたった。帰り道同じ上映を見た人々の「ぜんぜんわからなかった(笑)」と言う言葉がなぜかとても辛くて、自分もわかったわけじゃないけど、他人に理解される・理解す…
実話に基づいた法廷劇は見応えがあった。真実は何?という気持ちで鑑賞を進めていると、実はこの作品の本題はそこではないということが徐々に分かってくる。
愛していた我が子をなぜ殺害しないといけなかったのか…
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もともと2本立てで見る予定だったけど、気持ちが重くなって疲れ、2本目のウーマントーキングはアマプラでも見られるようだったし、1本目のこの映画で外に出た。
久しぶりのフランス語での映画に、わかる言葉や…
✔️🔸『サントメール ある被告』(4.5)及び🔸『ウーマントーキング 私たちの選択』(3.5)▶️▶️
幽霊·亡霊によるかのような心や身体の深奥への傷痕や·人間間の距離の作用、社会の特異性…
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問題は、被告の席に座っているのが誰か、ではなく、その席に座る可能性があるのは私でありあなたでもある、という点。これが主題であることは法廷劇で徐々に明かされる被告の女性にまつわるエピソードを聞いていれ…
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淡々と進む法廷シーン、なかなか明瞭にならない事件の背景、流れるようなフランス語。正直眠気との戦いだった。特に寝不足ではなかったので、まぁわたしの感性の問題だろう。そんなわけで、評価はなしで。
配信が…
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この秋、重たい主題の、しかも現実に起こった事件等をベースに作られた劇映画を立て続けに観た。
「月(石井裕也監督)」「福田村事件(森達也監督)」「サタデーフィクション(ロウイエ監督)」まるで何かに導か…
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