一応、問題を抱えた家族や夫婦の修復を描いているんだろうが、それが突飛な展開と知的な遠回りの応酬で相当に突き放される。
夫婦が“死”を意識している事を共有することによって最終的に手を取り合う事になる…
原作読んでから見たので言えるが、これは非常に忠実な原作の映像化。もちろん、尺に収めるために省略や多少の改変はあるものの、ほとんど翻案は無い。まさにこういう場面なんだろうなという納得感に溢れている。(…
>>続きを読むTVの砂嵐や雨音など一定のリズムを刻む心地いい音。それがホワイトノイズ。聞きすぎると体調に悪影響があるという。
女優グレタ・カーウィグと「バービー」の監督があまりつながらないくらい謎展開だった。
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”自然の脅威からサバイブ劇!その過程で本当の姿(自分・家族)を発見!”
の路線と思ってたら、、、
いろーんな不安要素を混ぜ込んでギリギリおいしくなってた。
なんとも陽気で終末的で普遍的な物語。
M…
久々のマトモな映画。もう今年は映画見なくていいや。
現代社会における負の側面(とりわけ死)はホワイトノイズと変わらぬレベルに断片化されて些末なものと化している。死など語れば、何だか抽象的で曖昧な観…
生きがいを得るには、原始的なやり方がいちばん。正当化することに必死で、いつまで経っても到達することは叶わぬ。言葉の意味と情報の洪水に我々は流され続ける。ある家族の日常から、ひとつの方向へ向かって何か…
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