全身小説家の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『全身小説家』に投稿された感想・評価

BS28ch
5.0

この作品は前の「ゆきゆきて、神軍」からの流れがあり、世代的にも批評が四方八方から飛び交った。俺は好き。現在の原監督を追うために、DVD借りてそして特典も観ちゃいましょう。嗚呼、新宿TSUTAYAが復…

>>続きを読む
ばりおもろいドキュメンタリー。
ショットもめっちゃカッケー。(というかドキュメンタリーにショットという概念があるのがおもろい。)

原一男って作品数は少ないけど一つひとつの作品が持つ力がデカいな。
言って欲しい言葉を言ってくれるまさに、 **idol** って感じの人が存在するという事が知れたのが面白かった。
人がほしい言葉を掛けてくれる善良な嘘つきという興味深すぎる人物が実在していたというのがもうすでに面白い
4.3

ウソのつきすぎで何が何だか分からなくなっちゃった小説家、井上光晴。その虚飾に塗れた人生を原一男がしつこくカメラで追い回す異色のドキュメンタリー作品。

ぼくが中学生のときに初めてVHSで観た原一男作…

>>続きを読む

そしてこれも大学の白い壁で見たんですけど、金子光晴の履歴が嘘ばっかりでしかも寂聴と付き合っててみたいな、ひたすらやべーなあーみたいなことを感じた記憶があります。太宰治に似たにおいといいましょうか。そ…

>>続きを読む
3.5
自身の語る生い立ちがことごとく嘘八百であるという「嘘つきみっちゃん」だけれども、その周りに集まる人の心酔具合はすさまじく、いわば「人たらし」の極致。
葬儀での瀬戸内寂聴のスピーチがすごい。
WTF
4.0
自分の経歴はいっさいがっさい虚構で塗り固めた井上先生が、自宅に往診に来て、特効薬(単なるプロポリス)を売りつけようとする医師(横内正典)を一刀両断するシーンが白眉。
4.0

アップリンク吉祥寺「気がかりな映画特集」 観賞四本目。
小説家 井上光晴 が癌死するまでの4年間を追ったドキュメンタリー。今回観賞の四本の中で一番 Well-made な仕上がり。

井上光晴 とは…

>>続きを読む

荒井晴彦や足立正生なんかは、作る映画からしてなんだか怖そうなイメージがある。しかし、そんな彼らを差し置いて、今日本で1番危険な映画監督は、原一男だろうということが今日のトークで分かった気がする。
そ…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事