朝井リョウの原作をかなり上手く映画にしてるなと思った。誰かがXで言ってたけど、要は「レベルE」の食人宇宙人の話。
原作は小説という媒体を駆使して、読者を強制的に「当事者」にさせる構造がきまって…
多様であるというのは苦しいことなんだな、と。
マジョリティで一般的な指向をもっている人の家庭が崩壊し、そうでない人の方が真実の愛や絆をつかんでいる(ように見える)。
登場人物たちのものの見方があまり…
普通なんてものはない、存在しないと思わせられる作品。
でも同時に、「違う」ことを受け入れることと、「なんでも許す」ことは別物だと思った。
稲垣吾郎の役は、いわゆる「普通」側の人間で、この作品では悪者…
◆あらすじ◆
地元のショッピングモールの販売員の桐生夏月は学生時代に普通とは異なる感性を持つ佐々木佳道と共感を得ており、佳道が地元に帰ってきたことを知り、彼との再会を図る。一方、検事の寺井啓喜は不登…
原作読んだからどんなもんかと思って映画を見てみたけどあの量を2時間にまとめるの難しいと思う。映画も良かったけど絶対小説読んだ方が登場人物の心情はもちろん色々と理解できる。八重子パート少なめだったから…
>>続きを読む好きなことを共有でき、分かり合える人なかなかできるものではないので、そういう人と出会えているなら大事にする必要がある。
snsで簡単に繋がれる時代だけど、付き合い方は気をつけたいところ。
普通、…
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