令和のいま、少し前より時代が進んでいて
多様性とかLGBTに対する考え方とか
その変化の狭間で自分を偽りながら上手く生きている人や、疎外感をもって苦しむ人がいると言うことかな
でも世の中はそれ…
このレビューはネタバレを含みます
オムニバスといえばの朝井リョウ原作作品。
テーマの複雑さを寺井(吾郎ちゃん)という一般的な価値観の人間の存在を加えることで、誰が見ても理解できる作品として昇華している。
印象的なシーンは2つ。
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少数派な自分の性癖を異端者として捉え、孤独を受け入れ隠者のように隠れ暮らす。2パターン(ひとつは犯罪)のフェティシズムの強弱が、社会通念に画一された常識に囚われた稲垣吾郎の視点と比較しながら絡まる。…
>>続きを読む「見る前の自分に戻れない」
なるほど…。
難しい映画だけど、見ていてすごく楽しかった。
登場人物たちの性癖だったりそれによる生きづらさだったり、そういうものをわかりやすく伝えてくれる映画だと思っ…
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