11歳の女の子が若いパパとバカンス。ホームビデオ撮ったり現地で仲良くなる人もいたり。
普通の光景も温かい素敵な雰囲気。
なんだけど悲しさのようなものを感じるのは、ちょこちょこ出てくる不穏な雰囲気から…
鮮やかな思い出だった、全編を通して静かでじりじりと灼けた熱い空気が心地よかった。
もう一緒に暮らしていない若い父親は、それでもちゃんと父親で、娘に安心感を与えてくれているんだなぁっていうのがわかる。…
離れて暮らす父と過ごしたトルコでのバカンスの記憶。異国の海で見た景色、大人たちのよく分からない会話、アフターサンを塗る父の手の温かさ。退屈で気まずい時間も、輝くほど美しい瞬間も、ビデオテープのガサガ…
>>続きを読む父と娘の距離感がリアル。父は親子の時間が有限だってことを理解してるから一生懸命に接しようとするけど、娘はその一生懸命さに一歩引いてしまう、っていう温度差がリアルだった。大人になってから当時の父の心境…
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「行き着く先は誰にもわからない。生きたい場所で生きて、なりたい人間になって。」
ソフィはあの夏の父との時間を擦りきれるくらい再生しているのだろう。
きっとこれからも日焼けをする度に思い出す。
視線…
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