草原に抱かれて/へその緒の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『草原に抱かれて/へその緒』に投稿された感想・評価

字幕翻訳 鈴木真理子
字幕協力 東京国際映画祭
字幕&資料作成協力 山越康裕
3.5

中国・内モンゴル自治区の映画。
主人公は都会で活躍する馬頭琴を弾くアーティスト。認知症となった母の望みをかなえるため、一緒に草原に帰り旅をする。

全体にふんわりとしてファンタジーのようだと思った。…

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第35回東京国際映画祭にて

これは、めちゃくちゃ面白かった!
日本人にとっては馴染み深い認知症をテーマにしつつも決して悲壮感は無い、明るさに満ちた作品だった。
モンゴルの大草原のスケール感も圧倒的…

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5.0
終わらないで
ずっと見ていたい

認知症の母親の面倒を5年も見たお兄さんは偉いよ。現実を知らない弟アルスが怒るのも解るが、家で認知症を面倒見るのは容易ではないのだ。

母の思い通りにさせてあげたアルスには頭が下がる。素晴らしい行動だ…

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2.5

ミュージシャンの次男が認知症の母親サイドカーに乗せてをロープで繋いで、草原の木を探す話。
原題の臍帯とはそのロープの事。
幻想を断ち切り、現実を受け入れる次男。
これから親の介護を迎える自分にとって…

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認知症の母を故郷に連れて行くという湿っぽさを、母をサイドカーに乗せてバイクで草原を疾走する爽快さが吹き飛ばしてくれた。
何もない草原にゲルを立ててキャンプをし、出会った人々と火を囲んで歌い踊る光景も…

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4.0

原題『臍帯』が印象に残る、静かに死生観に触れる作品だった。

内モンゴル自治区出身のチャオ・スーシュエ監督の初監督となる今作は、雄大な内モンゴル自治区の草原を舞台に母と息子、伝統と現代文化の交錯点を…

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lnose
2.7
静かな映画

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