東京国際映画祭、ヒューマントラストシネマ有楽町で視聴。複雑な終わり方で、自分でも内容をちゃんと理解してるかどうか怪しかったが、DV家庭で暴力親父に殴られ身体傷だらけの少年を保護し、助けてくれた優しい柔道教室の先生と子どもたちの交流。God of fidelityと名付けられてたよね弱々しい男の子!あの「ギリシャ神ごっこ」、子どもたちも皆嬉しそうだった!しかし、途中からあれ?ひょっとして小児性愛?とも受け取れる描き方で、でも認知症のお父さんの世話をする男が過去を振り返る設定だったと思うが、しかしなに?これひょっとしてドキュメンタリーだったの?普通のセリフがあり、俳優たちが演じてるんだと思っていた。p r s (@sagittalucis ) さんの情報によると、発禁映画ということで、各国の映画祭で上映禁止になったらしい。(P r s さん教えてくれてありがとうございました!)確かにヤバいシーンもあるが、なんと言っても子どもたちが柔道の先生に懐いているのだから、いい人だったのだろう。子供を性的に扱ったりはしなかったし大丈夫だったんだろう(と思うことにする)。しかし今調べたところ、ザイドル監督はどうやらパゾリーニ的倒錯や、人が子供をコントロールする様子を描こうとしたらしい(暴力性抜きに)。昔はこういうチャレンジをする映画がよくあったが、現代ではバッサリと切り捨てられるところ、東京国際映画祭では上映されていて流石です!