【2022年劇場鑑賞作品24作目】
第35回東京国際映画祭コンペティション部門の作品。チェニジアの首都チェニスで起こった連続焼死体の事件を追う2人の刑事の話。
建設途中になっている建物が不気味さ…
チュニジアの富裕層向けの住宅地で謎の焼身自殺が相次ぎ……。監督の話す通り、フィルムノワール色の強いジャンル映画でありながら、当国の政治的・社会的要素が反映されており興味深い。民主化から10年近く経っ…
>>続きを読む第35回東京国際映画祭 鑑賞第3作『アシュカル』
アラブの春のその先で……
本作は、アラブの春のきっかけとなったチュニジアでの民主化運動(通称ジャスミン革命)の発端である、26歳の失業者青年が県…
QAあり上映内容(文章の構成上言い回しを変えているところあり。)
改めまして皆様ご来場ありがとうございます。初めての来日であり、皆様に映画を見せられること、暖かい歓迎に感謝いたします。
Q.撮影の…
ジャスミン革命によりベン・アリーによる独裁政権に終止符が打たれた時代。革命直後の不安定な政権に対する社会全体の不安が実体の掴めない犯人というところからも感じられる。舞台の地域はもともと有力者のための…
>>続きを読む第35回東京国際映画祭
コンペティション部門『アシュカル』
舞台はチュニジア。チュニス郊外の建設現場で2人の警官、ファトマとバタルが黒焦げの死体を発見する。民主化運動の最中で中断されていた工事は再…
第35回東京国際映画祭にて
シンメトリックなオープニングショットは完璧。心を掴まれた。そして建物のロケーション、カメラの構図も完璧。映画としてのミステリアスな出だしは完璧だった。
しかし、ジャンル…
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