第35回東京国際映画祭 鑑賞16作『ライフ』
171分という長~い上映時間のうえに、見る者を困惑させる展開が連続する内容に気をやりそうになる、超ビジュアル映画。
絢爛豪華から殺風景まで、画力のある…
第35回東京国際映画祭
コンペティション「ライフ」
『ハーモニー・レッスン』(13)で鮮烈なデビューを飾ったカザフスタンの異才エミール・バイガジンの監督第5作。企業経営に失敗し、全てを失った男の彷…
人生のどん底に転落した男が様々な人生観の人々と出会い、別れを繰り返す物語。
主人公はずっとずっと仄暗い中にいて、目に輝きが灯ることも無く、笑顔すら苦痛を叫ぶ顔に見えてしまう。
作中色々な人から語…
受難の主人公が様々な人との邂逅を経て、報われるお話。ただ彼自身が困難を解決することはなく、待っていれば報われるかのようなまとめ方は少々納得がいかなかった。
それにしても最後のホテルの件は突飛で衝撃的…
終始、白を基調としたシンメトリーの映像と、象徴的な環境音が素晴らしい。
一人の男がどん底から放浪し、様々な人と出会い、宗教や価値観、貧富の格差、人生を愛することを学ぶ。
というと綺麗な話みたいだが…
東京国際映画祭、TOHOシネマズシャンテで視聴。長い、全てが悲観的な描き方と古すぎる価値観、いや貧しいからしょうがないのだろうが…私のような年配者でさえ古いと感じるから、若い人には到底理解できないだ…
>>続きを読む第35回東京国際映画祭にて
疑問が多く残る作品で、難解な印象が強かった。尺が171分ということもあり、体感時間はかなり長かった。
薄暗い白を基調とした画は非常に美しく、カザフスタンの凍えた空気感が…
©Emir Baigazin Production