シネマトグラフ黎明期に日本をはじめ、世界を旅し映像に記録したガブリエル・ヴェールはシネマトグラフの撮影は容易に権力の不均衡を生み出すことを発見する。その不均衡を嫌ったヴェールのシネマトグラフはしかし…
>>続きを読むガブリエル・ヴェールが遺した黎明期のシネマトグラフを通じて吉田喜重自らの映画論、そして映画の倫理について語る。
映画の夢とは、撮影者と被写体の限りない公平性。一度は映画撮影を捨て去ったヴェールが晩…
(別媒体から感想を転記)
2023/06/18
あるリュミエール社の技師が撮影した映像から映画の根源を辿る。『工場の出口』『ラ・シオタ駅への列車の到着』『水をかけられた散水夫』を観たのは大学の授業…
記録
授業で。映画は生まれたと同時に死へと向かう。
映像・映画の恐ろしさ、エキゾチズム、オリエンタリズム、一方的に撮ることの権威、加虐性、ガブリエル・ヴェールという人。
2024,130本目 …
映画誕生間も無くリュミエールの弟子ガブリエル・ヴェールが日本を訪問し、明治の日本を撮影した映像が吉田の語りとともに提示されていく。カメラの加害性にとどまることなく、公平性そのものを撮影を通じて意識し…
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