映画批評月間 フランス映画の現在vol.04
デルフィーヌ・セイリグ生誕90年記念の特集の1作。
フランスで2台目(1台目はゴダール)のビデオカメラを手に入れ、やがてフランスにおけるビデオアートの…
見辛い。デルフィーヌもキャロルもちゃんと知ってる人なんて居ないだろ…アケルマン「ジャンヌディエルマン」と、サミーフレーが記録したドキュメンタリーと、本作併せてやっとディエルマンの概要が分かるといった…
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徹底したフェミニズムドキュメンタリー映画だった。デルフィーヌ・セイリグってこんなにアクティビストだったんだと驚かされた。良い事ではないんだけど、今も心に響く内容。
ジェーン・フォンダのフランス語が流…
2019 年/68分/モノクロ/フランス=スイス
監督:カリスト・マクナルティー/出演:キャロル・ロッソプロス、 マルグリット・デュラス、シモーヌ・ド・ボーヴォワール、シャンタル・アケルマン
◆セ…
恐れをなして言うと真の男女の平等は無いと思っている。
それは人種の平等、労働階級の平等においても無いからで、自分とそれ以外の関係である以上、平等は成り立たない。
男と女はどうしようもなく違うものだ。…
デルフィーヌ・セイリグのフェミニストたる一面。「知的」と評される事を嫌う彼女であるが、自身の言葉を持ち自身の意思を貫き自身の為に戦い自身の未来像を築き上げていく様は非常に理知的に思える。劇中に343…
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