2人だけの秘密基地
それまではっきり見えなかった
ああ、この子達こんな顔してたんだ
それは先生や親でさえちゃんと子供の顔を見ていないってことだったのかも
子供は自分を押し殺して つきたくない嘘をつい…
羅生門スタイルで、教師、子供、親、それぞれの世界を異なる視点で描いていく
さまざまなラベリングが、他人を理解する妨げになってしまうし、人は見えているものしか見ようとしない
得体の知れないものが闊歩…
そういえば記録してなかったなと思い、今更ながら書く📝
見る角度によっては誰しも怪物。
黒川くんの「怪物」日本アカデミー賞受賞時のコメントを思い返す。
「ぼくは二つの自分と戦っています。役を演じられ…
変化する社会(世の中)へ心がざわつく。
つまらない固定概念は、こらからの光にあやまった愛情のそそぎ方や価値観を植え付け、傷つけ傷つき合い、特別な感情は、柔軟性、幸福であるべき居場所を求め分かち合える…
自分も誰かに「怪物」と思われてるのかもな、と思った。
映画だからそれぞれの立場とか考えを知れたけど、現実だとそうもいかないところが考えさせられる。
色んなメッセージ性があったけど割とストーリーが淡々…
「誰かにしか手に入らないものは幸せとは言わない。誰でも手に入るものを幸せっていうの。」
校長先生のこのセリフ
幸せとは何か、ものすごく問われるこの時代に必要な言葉だと思った。
いつでもどこでも誰と…
©2023「怪物」製作委員会