コソボ紛争での惨劇を描いた実話ベースの作品。　
ジェイミー・ドナウエが監督と脚本を務めるショートフィルム。　

二人の男がベンツに乗っていると道の真ん中に古い自転車が落ちていた。一人が車から降りて自転車をこぎ出す。彼は少年時代に自転車にまつわる親友との哀しい思い出があった….　　

コソボ紛争の惨劇を描いた実話に基づいた作品。
アカデミー短編映画賞にノミネートされた衝撃の出来事を描いている。
喧嘩して仲たがいしていた親友と仲直りして、親友が家に泊まっていくことに。
しかしそれが悲劇を生む。
紛争は少年たちの友情を壊すだけでなく、哀しい事件に発展し、声も出ない。
過去を振り返っても親友は戻ってこない。
前を向いて生きていくしかない。
「二度と振り返るな　もし振り返ったら　殺す　わかったか？」
紛争のない世界が訪れることを心から願わざるをえない。　　

2025.3　BS12で鑑賞（深夜しょ～と劇場・字幕）

• #アルバニア人の少年がアーモンドを売って買った自転車
• #セルビア人武装兵士の甥
• #親友宅でのお泊り

(短編)
振り返ることは出来ない…
朝からどよ〜んとしてしまいました😞

• #riekon洋画2025
• #riekon短編

1998年のコソボ紛争においてセルビア人に弾圧されるアルバニア人の背景とアルバニア人の少年たちの友情を描く。

セルビア人の躊躇なく人を殺める行為は本当に同じ人間なのかと疑いたくなる。今の社会情勢もそうだが、いつの時代も憎しみが溢れ返っていて人間を変えてしまう戦争というものがただただ恐ろしい。
この映画のキーになるのがオキの自転車であり2人の人生に大きな影響を与える事になる。自転車という道具をストーリーに上手く絡ませていたと思う。
ラストはあまりに悲しいがオキは最後にどんな思いで振り返ったのだろうとか、成長したペトリットはどんな思いで故郷に帰りあの場所を訪れたのだろうとか、色々考えてしまう。