菊地凛子さんの演技が圧倒的でした。
コミュ障で終盤の自分語り迄はほぼ台詞といった台詞はないのに、佇まいや表情での表現がキャラクターを際立たせており素晴らしかったです。
父親との関係性など詳細は語られ…
北へ北へと向かうにつれ、開き始める陽子の心。フライヤーにも描かれている美しい相馬の海。印象的なラストシーンとなった弘前の雪景色。日本映画の単独主演はこれが初めてだったんですね。意外でした。
完成披…
何事も効率性を求めがちな現代で、久しぶりに芸術的な作品を楽しめました。バベル→ノルウェイの森、とリンとした凛子さんは注目していたので、是非熊切監督との、空の穴?(違ったらごめんなさい)もみたくなりま…
>>続きを読む主人公が自ら気持ちを発するようになったという成長の軸はあるのだけど、
最初の受動的な主人公しかり最初にパーキングエリアに置き去りにした親戚夫婦をはじめ、かなり自己中心的な視点の数々。
自ら言葉を発信…
一見、テーマとしてはよくあるロードムービーのようにも感じたが、本当に菊池さん凄いなぁと何度も思ってしまう映画だった。
特に浜辺で泣き崩れるシーンと、青森近くまで来ているのにどんなに声を張りあげてもサ…
試写会にて鑑賞。陽子と一緒に旅をしているようでした。一場面一場面、絵画のようで美しい。特に、陽子が浜辺を歩くシーン、雪の降りしきる欄干に佇むシーンはジム・オルークの音楽と共に絶品でした。映画館で、大…
>>続きを読む©2023「658km、陽子の旅」製作委員会